結論から言ってしまえば・・どうでも良い。
あっても、なくてもその人次第だと思う。入れたければ入れれば良いし、面倒なら省けばよい。
ただし、こういう考え方は・・ローパワー向けであってハイパワーユーザーは入れた方が良いでしょう。
普通のダイポールアンテナと同じように考えれな良い。
仮に同軸ケーブルからの放射がある程度微小パワー分あったとしましょう。
これを嫌がるかどうでも良いと思うかの違いです。
一般のダイポールアンテナでも同じでローパワー時にはあまり問題にはならないでしょう。
ハイパワーだと家の近くから大きな放射が出ていることがインターフェアーの原因になる場合があって、何とか押さえないと
使えないと言う場合があるでしょう。そうした場合にはCMCを挿入しているでしょう。
SRAは基本的にはローパワー用だと考えています。
業務用SRAを作る場合には必須でしょうが・・・そもそもハイパワー用SRAを作るのは非常に難しいものがあります。
経験的に自作では私の場合どこまで丈夫に作れるか実験したところ500Wどまり、それ以上は普通手に入る材料では
無理と思いました。
安定的に使えるSRAはせいぜいSSBやCW用で250Wどまりでしょう。
AMやFMだったらもっと低いパワーでないと長持ちしないと思っています。
だから、インターフェアー問題がないのならCMCはどうでも良い。きちんと調整されたSRAならもともと同相電流は微弱
です。
微弱ですがゼロではありませんから、微弱な同軸からの放射はゼロではありません、それを嫌いなら入れるでしょう。
私の場合は別の理由で入れていますけど。
その話はまた別の機会に・・・・・。