チューニングを進めるにあたって、まず、出来るところからやってみよう!


ということで、今朝はリアショックアブソーバーと向き合うことにしました。




ノーマルは342mm。1mmの誤差です。



この赤丸の部分を下のフックで引っ掛けながら地道に回していきます。



デジタルノギスは、前々から欲しかったのですが、近所のアストロプロダクツさんがセールで出していたので購入しました。


さて、今までのセッティングはというと



左が6.0mm。



右が5.9mm。と誤差の範囲か、測る場所によるのか、前回は、スチールの定規で測っていたので、読み間違いもあったかもです。


確か。12mmまで締め上げて、試乗。次に0計測をして、真ん中の6mmを取ったと記憶があります。


今日はもう少し追い込んでみようと思います。


まず、締めれるところまで締め上げます。






18.5mmまで行きましたが、これ以上は無理っぽかったです。


これで試走します。


コースは、団地を出てバス停にあるアスファルトの大きな凹みをわざと踏んで、それから左にカーブしながら急降下します。


ボトムの信号から再び坂を駆け上がりますが、毎回悩まされる陥没したマンホールと舗装の強目のつなぎめ。


坂を駆け上がってセブンイレブンの前を過ぎるとまた下り坂です。ここは比較的路面が良いです。


名神と新幹線をまたぐ橋もつぎはぎ。そこから急坂で降りると90度の右カーブ、続いて左カーブ。


このカーブは路線バスは入り口で対向車線を確認してから進入してきます。道幅がとても狭い区間です。


しかも、新幹線の陸橋から、うまく減速できないと、路面が悪いので、ブレーキをかけてもバンプして、減速できません。


密かに『恐怖のS字』と呼んでいます。前のめりで突っ込んでゆく感じです。


そこを過ぎて平らな交差点を過ぎると、ガス工事や水道の引き込みのせいで『鬼の洗濯板』が現れます。


もう、バイクに跨ったロデオ状態です。それをクリアするとゴールです。



話がいつものように長くなりました。


結果は、185mmに絞った状態では、自分が覚えて避けているギャップ以外に、ほぼ全てのギャップを拾ってしまいました。


腰が何個あっても足りない状態でした。


時には内臓を築き上げてくるような状況もあったり、いきなりヘルメットが前後にシェイクされる場面もありました。


それで、一旦団地に戻って、今度は0設定にしてみました。






カブに跨って、バス停前の数十メートルで雌雄は着きました。『柔らかい』の一言です。


同じコース、同じギャップを踏みながら走りましたが、柔らかくいなしてゆくのです。


1万ちょっとのサスで、こんなにも違う表情を見せるなんて驚きでした。


実は、リアサスには不満を持っており、突き上げを何とかしたいと思っていました。


しかし、60mmのセッティングを0戻しにしたことで、自分の感じていたセッティングに近づけたのです。


2022/11/14に、リアサスと、サスペンションレンチと、20−100N.mのトルクレンチを同時購入していました。


取り付けたのは2022・12・7    27076.1kmでした。


あれから、、、1年と6ヶ月と3日。10227.4km      不満を感じつつも自力で解消できませんでした。


まだ、カブに9年乗ったくらいでは、ろくにセッティングも出せないのでしょう。


カブも含め、バイクって奥が深い。。。。


そう思わせられたのは梅雨入り前の青空の下でした。