この冬、2015年から初めて、冬タイヤに交換しました。


しかも自力で。


冬へチェンジで¥6000。


夏へ戻しで¥6000。


工賃を浮かせました。


ダンロップのGT601を前後。




これを、IRCのフロントSN1。




リアにFB3。




こいつらに履き替えました。


サイズ、太さは同じです。


約1100、1200km走った感想は、


ダンロップはグリップ重視なのでタイヤの設置面積が多くイコール抵抗が大きかったです。


それに比べて、雪の排出能力を重視したIRCは、設置面積は少なく、抵抗は少なかったです。


つまり、設置面積が少ない方が、加速も良いし、燃費も良かったです。


しかし、麓から、全開で頂上の団地までの坂を走ったら、逆転。


ダンロップの方が速度が伸びました。


これは意外でした。


冬タイヤは、道中あちこちで、タイヤのブロックパターンの破綻を感じ、


ゆらゆらと車体が揺れました。


ダンロップの方は初期加速が鈍く感じ、


15−35のギアの組み合わせを14−35に戻そうかと真剣に考えています。


フロント15Tだと、加速は望めないものの、60km/h前後の巡航ではローギアで楽に走れます。


しかし、カブそのものが、“ストップアンドゴー“がメインのセッティングです。


つまり、フロント14Tは最適解なのです。


市街地で、ストップアンドゴーを繰り返すなら、やはり15Tは無意味ですね。


今のボクのカブはツーリング志向の味付けになっています。


実用味が欠けているようです。


14Tにして初めて今のタイヤも生きてくるのではないでしょうか。


早々に改善し、またレポートします。



今季のタイヤインプレッションは重要なことを気づかせてくれました。


結局、カブは原点回帰が一番乗りやすいのかもしれませんね。


それでも抗って改造したいのなら、カブはこう、語りかけます。


“やれるもんなら、やってみ“と。