JA07までは、タイで生産した部品を熊本の工場で組み立てていました。
しかし、中国という巨大マーケットで、カブのコピー商品が烈火の如く売れまくっていました。
これにHONDAは頭を悩ませていたのですが、奇策に出ます。
コピーを作っていた会社と合弁会社を設立したのです。
つまり、コピー会社の傘下の下請けまで一気にHONDAものになったのです。
それから中国生産のカブが誕生します。2012年春のことです。
しかし、世間には受け入れられませんでした。
HONDAは“グローバルデザイン“として東南アジアにも販売攻勢をかけました。
しかし、数多のスクーターのデザインと相違ないデザインに、消費者からそっぽをむかれたのです。
いかに不人気だったかがわかります。
そんなカブに、ボクは乗っています。
部品を頼めば中国からの輸入待ちか、日本の在庫頼り。
しかし、JA07からのモデルチェンジからはや12年。
そろそろ部品の供給が細くなり始めています。
レッグシールドは5年待ちました。
フロントフェンダーは運良く鈴鹿に残り13個を捕まえました。
そして今回。
7年前の事故でフロントステムを交換するほど重傷だったカブ。
レッグシールドは透明なテープで貼り合わせ。
そしてとうとう、フロントフォークがいかれてしまいました。
HONDA技研に問い合わせたところ、アウターチューブは在庫僅少とのこと。
流石にここだけは中古部品の導入はしたくありません。
金策に頭を悩ませる秋の夜長です。
果たして入手可能でしょうか?
つづく。。。。。