本日は、いよいよ半年間も引っ張ったアルテックボルトの


クランクケース内に残った片割れを抽出します。


赤の矢印の奥に、折れた残りが埋まってます。



アップで。



それを取り出すにはクランクケースカバーをめくらなければならず、


ステップを外し、



マフラーを外さないといけません。以前、ここまで磨いたマフラー







外してみればサビサビも酷いことになっていました。







下はマフラーとシリンダーの間のガスケット。

よかれと思って、液体ガスケットを塗っていたのですが、

却ってガスケットが外せなくなるそうです。

今回も泣きたくなるくらいこじって、ようやく外せました。



クランクケースカバーを外すので、インナーオイルフィルターも交換しました

赤い矢印のところに入ってます。
外したものと新品を比べてみます。


約半分くらいタールのようなもので埋まってました。8年分です。

替えてよかったです。



さて、あのボルトはどうなったでしょうか。


なんと、指先で軽く回ったのです。


工具も何も使わず、にです。










トルクをかけすぎて折れたわけでなく、いわゆる“ハズレ“のボルトだったようです。


その後、エンジン側とカバー側のガスケット剥がしが待っていました。


カバーを割ったあたりから写真を撮る余裕がなくなってきて残っていません。


ガスケット剥がしは3時間くらいやってました。


狭い上に細い。クラッチにカスが入り込まないようにウェスを被せて慎重に進めました。


後、別件で、ステップを真下から止めているボルトが1本なくなっていました。


27N.mもトルクをかけて締め付けているのに1本だけ?


今回は代替品でクリアしました。ついでにネジロックも使って


簡単には外れないように対策をしました。


結局、12時20分くらいに開始して7時までかかってしまいました。


久しぶりのハードワークで足がつったりしびれたりで大変でした。


数年ぶりにツナギを着ての作業。


なんとなく懐かしさを思い出しました。