来る日も来る日も街を走っていると


ゴキブリのように湧いて出てくる


125スクーター軍団。


110ccのオイラじゃあっさり抜いていかれる。


音もなく後ろからすり抜けてきて


あっけなく前へと消え去る。


同じ色のナンバーつけてて


それはもう、悔しさ極まりない。


今、自分は、


ゴールド免許の書き換え2ヶ月間中だ。


すり抜けもしないし、走行帯区分違反など


くだらない違反などできるわけがない。


渋滞していても


前走車に大人しくついて行くのだ。


右から、左から、ブンブン抜いて行く。



ボクはこのJA10/2015の理想形を夢見ている。


モリワキに退役を命じ


新たな命を吹き込むのだ。


今まで外装ばかりのチューニングだったけど


とうとう聖域に踏み込むのだ。


まずビッグスロットル。


これで送り込む空気が増え、同時に燃料も増える。


東京堂目白店さんのこれ




ノーマルはφ19だから、φ22までアップとなる。


これで現在のモリワキの封印が解けるか?


続いてエアクリーナー。


BRDさんの1品だ。



ハンドメイドなので納期には目を瞑ろう。


そしてこのエアクリにジャストマッチなのが同社のマフラー




ほぼノーマル形状。パワーはアップ。故、ノーマルのヒートガードが取り付けられる。

候補はこれ



同じJA10のクロスカブの鮫肌グリル。


すでに取り付け用のボルトやスペーサーは入手済み。


そして最後はエンデュランスのボアアップキット。





110ccが124ccまでアップ。


これでピンスク(ピンクナンバーのスクーター)に負けることはないだろう。


というか、毎日、登り下りの激しい高速脇の道を走っている。


110ccノーマルでは悲鳴をあげているのが現状だ。


パワーが欲しいのは奴らに抜かれるだけが理由じゃないのだ。


ガンガンシフトダウンしないと上がっていかない坂道に疲弊しているのだ。


全部1度にやったら、JA10の新車が買えてしまう。親父にどやされる。


なので、順番を見極め、効果的に交換を進めれば、


エアクリもビッグスロットルもカウルの中。


マフラーはモリワキより全然ノーマル然としている。


なんとか誤魔化せるだろう。


クランクケースボルトを処理して、前後スプロケとチェーンを交換し終わったら


手をつけるつもりだ。


いい夢、前向きな発想は、鬱改善には良薬だ。


例え叶わなくても、いいのだ。


ここまで具体的に煮詰められたのだから。


ワクワクする気持ちは


どんよりした鬱を晴らしてくれる。


やっちゃえ、俺カブ。