父から譲り受けた頃は


最速Dioの足代わりにしか思ってなかった。


まさかあんな風にたった4年でステンレスマフラーが錆びるとは思いもしなかった。


まあ、潮風の舞う海辺の街を心なしか甘くみていたツケだろうか。




それで、カブいじりが始まった。


実はそこからボクのブログも始まっている。


カブの記録を残したいがためにだ。








こんなふうに磨くのが楽しかったっけ。


殺風景なトランクやレッグシールドにステッカーも貼り始めたなぁ




こんな錆びたフロントキャリア、やがて外し、錆び取り、塗装で復活させてやった。もうつけないけど。



フロントは、『あいつとララバイ』に1ページだけ出てくるカブの真似をしたっけ。




このイメージ。




78が余分だなぁ(笑)


でも途中で『バリバリ伝説』の郡のシフトチェンジして


こんなステッカー自費で制作したなぁ




#️⃣56GUN BOY, FOREVER!


郡は英語圏でのGPであるヨーロッパラウンドでは


いつもガンボーイ、って呼ばれてました。


彼が関わったHONDAやHRC、スポンサーのロスマンズなど揃えてステッカーを集めました。


ゼッケンも




フロントフェンダーの星は・・・・懐かしい人もいらっしゃるのでは?




あの『サーキットの狼』の真似でした。シグナルグランプリで


他の125ccに勝てたら一枚、貼ってました。



戻ります。





今思うと随分派手なことやらかしてました。


これを知った親父が、『俺は78歳だから78にしろ』


とか言い出すものだから、やりましたよ、短期間。








すぐ外しましたけど(笑)


今はこれで乗ってます




反対側もランドセルつけてます。


なので市営の駐輪場で止める場所が限られてしまって。。。。。


なんせランドセルが幅をとるので。


と、同時にチケット売り場の管理人さんたちに顔パスになって、


まあ、こんな格好で乗ってれば。しかも両側ランドセル付きの青いカブ。




時間もほぼ同じ時間だし、まあ、狭い世界、認知されるでしょうね。


市営駐輪場は障害者手帳を提示すれば無料で、ミラーに巻く札の色も違うんです。


だから、入場者の条件で定期券シール以外は料金も札の色も変わってくるのです。


それにいちいち日付のハンコを押してミラーに巻いてゆく。。。。。


結構大変な仕事です。


こちらも入り口に入る前にグローブ外して財布から障害者手帳を取り出すのですが


側から見れば何ゴソゴソやってんだって感じでしょう。


それを、最近はどの係の人も、無料の札に躊躇なく判を押して


ボクがカブで乗り込む前に詰所から出てこられます。


そして、『空き少ないけど上手く停めてや』と札を巻きながら声をかけてくださいます。


こういうコミュニケーションが双極性障害のボクにはとてつもない薬なんですよね。


他人と話せる。


何よりの瞬間なんです。


だから、カブにベタベタシール貼って


週末のバイク量販店なんかに出かけるんです。


必ずカブは1台か2台はいるんで、隣に停めて、持ち主を待ちます。


向こうがチラチラみてきたら話しかけます。


そうやって見ず知らず、一期一会の出会いを楽しんでいくのです。


前は、ご主人は400cc。奥様がクロスカブの110ccに乗っているご夫婦に遭遇しました。


なんとお二人ともモリワキのマフラーを装着。


たまらずお声がけしたらご主人と盛り上がって。。。。。


京都の方でしたけど奥さんが有料道路入れないので渋滞上等で下道で来られたとか。


滋賀県唯一の南海部品が少し先にありますよ、と話したら


バイクからナビ外してどこ?と聞いてこられました。


ボクは丁寧に説明すると、16時という微妙な時間でしたが行ってみると


夫婦合意で先に出てゆかれました。そんなご縁もあるものです。


2022年10月の奈良カブミーティングを知ったのもここでした。


1964製のノーマルカブ乗りの方から教わりました。


ボクはとても行けないけど、キミはどうだね?と。


なんでもカブと同い年だそうです。58歳。


それから1ヶ月かけてカブを仕上げて初参戦しました。ゼッケン56のカブですね。


シリンダーヘッドカバーを赤ヘッドに変えて


タイヤ前後交換して


ステッカー貼り替えて


荷物こんなに用意して








チェーンカバー磨き上げて



保険会社にレッカーの条件を細かく聞き出して。


スマホ&イヤホンでカーナビがわりにして


タイヤにホワイトレター入れたりして







結構頑張りました。



でも。。。。



カブの世界は泥沼。。。。。



すごい人ばかりで・・・・・・・



ボクなんか、帰りは自信喪失状態で


ふらふらと舞い戻ってきました。


そして、ステッカー全剥がしを敢行したのでした。


もう一度作り替えようと。


文も長くなってきましたので自重します。



また機会があったら、というか思いついたら書いてみます。



最後までありがとうございました。