正式な名称は『布引山釈尊寺』


奈良時代の創建だそうですが


先日はじめて参拝させていただきました





コチラには何カ所かの駐車場がありますが


川沿いの駐車場へ(ここから片道20分)






『牛に引かれて~』のお婆さんですが

此処から善光寺さんまで行かれたのですね

かなり結構な距離ですよ




帰ってからの後日談については

全く知りませんでした





《布と共に石と化す》


なんとも
信心深い人になられたのですね




こちらの駐車場には
綺麗なおトイレが併設されてます


必ず立ち寄られることをお勧めします






参道入り口は山道入り口でした


 





なかなか厳しい注意書きです




その訳は登れば解ります






コレはまだまだマシな感じ↓










善光寺さんへと繋がっている洞穴

大火の時にはここから煙が出てきたそうです
 




平家物語でも書かれるほど
善光寺さんは多くの火災に見舞われてますが

何と記録にあるだけでも11回だそうで



源頼朝や武田信玄など
時の為政者たちに大切にされた善光寺さんです



善光寺の逸話は他にもたくさんありますが
いずれまた






兎に角

参道の足下は厳しい状態です



そう言えば

確認しませんでしたが
駐車場では杖を貸してくださるという情報も


 

足場的には
戸隠神社の奥社よりキツいかもです
 






仁王門は参道と平行に併設されてます 



この仁王門

くぐり抜けられる感じでは無く

山中の狭い場所であるために
このような向きとなったのでしょう



 



趣ある石灯籠



苔の様子も風流でステキですね







参道をようやく登りきり
右側へと振り返ると観音堂が



そして
その右手の奥には浅間山が見えます




本当に断崖絶壁な場所にあるんですね






途中には巨岩をくり抜いたとろこがあって
そこを潜り抜けます


まるで黄泉の平坂みたい





右側の黒い樽の上には
サビ柄?虎柄?の猫さんが
日向ぼっこをしてました

まるで番犬の様子







なでなでしてお尻ポンポンのご奉仕をすると
 
たいへん氣にいられた様子でした







ここが
 
信濃三十三観音霊場のうちの第29番目の札所

布引山釈尊寺です




宮殿とも呼ばれる観音堂は

鎌倉前期の建造物だそうで

国の重要文化財となっています






日ごろの運動不足で

帰り道は膝や足首が笑ってました




次回はもっと

しっかりした靴で望みたいとおもいます














九頭龍