先の参議院選挙について




安倍元総理の暗殺事件が未解明なまま


奈良県警や警察組織への不信感は


全く払拭されていない








6名で行われた長野県のそれも


『戦後最悪』といってもいいほど


私たち県民にとって後味の悪いものだった














以下引用~







参院選に自民党から出馬している新人の松山三四六(さんしろう)氏(51、長野選挙区)が、20代女性(当時)と不倫し、女性が妊娠した際に、人工妊娠中絶同意書に偽名で署名していたことが、「 週刊文春 」の取材でわかった。有印私文書偽造の疑いがある。


安倍元首相が前日に急きょ応援演説を取りやめ

不倫報道炸裂の松山三四六氏が落選…〈安倍元総理が予定通り長野に行っていれば〉と悔やむ声

終盤ではこんなシーンも(C)日刊ゲンダイ







~以上引用終わり




この話題は以前に取り上げたし

松山氏個人の浮気について今更

批判するつもりは無い


但し「堕胎」の件は人として最低だが





何故ならば今回の一連の騒動では

今もなお彼が一番苦しんでいるであろうと

想像できるから

父として
夫として
何よりも人として
しっかり苦悩して成長してほしいし

そうであってほしい







それよりも気になることは

以前から不倫の情報が流れていたにも関わらず

把握していた信越放送(SBC)の幹部たちは

立候補に際して自民党長野県連と

一体どんな話しになったのか?

ということだ






彼ほどの人気があれば大丈夫だとでも?



だとすれば

余りにも人選に対して無責任であり

政界・放送業界として

そこに業界の慢心

思い上がりがあったと断罪したい!







与野党を問わず日本の選挙では

タレントなどの有名人を担ぎ出して

議席を埋めようとする傾向が強い




これでは

余りにも人選について無責任であり

政党政治の傲慢さといっていい手法だろう






しかし一番悪いのは


これを許している私たち有権者なのだ!






私たち国民の生命財産を守るべき

国政を委ねる人間を選んでいる事を

余りにも軽んじているのではないだろうか?






立候補にまで至った経過や

候補者の信念と能力を知ろうとはせずに




「有名だから」とか

「誠実そうだから」とか



どれだけ親しみがあるかという『人気投票』に

気持ちが行ってしまっている






これを見越して松山氏を擁立した

自民党長野県連にしても

信越放送をはじめとする放送業界にしても

要するに長野県民をバカにしているのだ!






今日にいたるまで長野県をリード?する

彼ら組織幹部の『反省の弁』を聞いていないのは

気のせいだろうか?




二度と同じ過ちを繰り返さないためにも

組織の上に立つ人間や

そして何よりも

私たち県民一人ひとりも

反省しなければならないと



そう感じた国政選挙だった












九頭龍