5月1日の日曜日



雨が降ってきそうな


そんな曇り空の下




田圃(たんぼ)の


畦(あぜ/田圃と外を仕切るもの)を


整備する作業をしていました。





スコップや鍬(くわ/すき)をつかい


そこそこの力仕事であって

根気の必要な仕事です。





この畦の手入れが悪いと

せっかく大切な水を張っても

水田の外へと漏れしてしまい


隣りの水田所有者に迷惑をかけたり


稲の生育にも影響します。






みなさんが想像する以上に

米づくり、農業とは体力・知力そして

氣使いの必要なものなのです。






さて


みなさんは


【天つ罪・国つ罪(あまつつみ・くにつつみ)】


という言葉をご存知でしょうか?




 



古事記では

スサノオ神が高天原で

八つの天つ罪を犯して

畦を壊した記述があります。





【天津罪】



①畔放<アハナチ> :田の畦<アゼ>を壊して、田の水を干し、稲の生長を妨げること。

②溝埋<ミゾウメ>:田に水を引くために設けた溝を埋め、田へ水が通わなくすること。

③樋放<ヒハナチ>:田に水を引くために設けた樋<トイ>を壊し、田へ水が通わなくすること。

④頻播<シキマキ>:ある人が種を蒔いたところへ、別の人が重ねて種を蒔いて、作物の生長を妨害すること。又、自分のものとしてしまうこと。

⑤串刺<クシサシ>:作物の収穫時に、他人の田畑に所有権を示す札や杭を立て、それが自分のものであるとし、所有権を侵害すること。

⑥生剥<イキハギ>:生きている馬の皮を剥ぐこと。

⑦逆剥<サカハギ>:馬の皮を尻の方から剥ぐこと。

⑧糞戸<クソヘ>:祭場に汚物を撒き散らすこと。







神代の時代でも

お米の出来は

その年、一年の命を長らえるために

とても大切にされていたことは

容易に想像でき



如何に重い罪の一つであったか

理解できます。




《科学と経済こそ万能》が蔓延する

おごり高ぶった現代人



高天原から授かったお米を蔑ろにする子孫を

果たして

八百万の神々がお守りくださるのでしょうか?





『令和の大飢饉』が

飽食と添加物で自らの身体を汚している

この国におろされないことを祈ります。









マンガ「ヨモツヘグイ」をどうぞ。
 








『参政党』


応援していますが


予想していた通りに


いよいよ妨害が始まってきました。





思想批判に


風説の流布


偽情報の拡散


レッテル貼り


組織批判はもちろん


個人攻撃もやられるでしょう。


 

※私は参政党を応援していますが、読者の方で共感しない方の考え方も勿論、尊重しています。ただ、此処のブログは私、九頭龍のフィールドであり、これを尊重出来ない方は、どうぞお静かに退去をお願いします。




違いを批判し合うのでは無く、共通認識に取り組む。

それが日本が永らく続いてきた仕組みなんですよね。




大和の国は瑞穂の国、大いなる和の国。












九頭龍