帰宅してから食事をしながらテレビを見ていると





『報道ステーション』でアフガン空爆についての特集が放送されていた






その画面の中に神は現れた





空爆で落とされた爆弾のせいで全身火傷を負った幼い少女





伯父さんに連れ添われ病院内を歩くのにも酷い痛みを感じ「痛い痛い」と






治療を受けながら少女は「ああ神さま」と神を呼ばれた






正にこの少女こそ神ではないだろうか






紛争の被害者となって人類の代理人として受難されている



そう感じた





幼い少女の神を呼ぶこえに涙が流れた









アフガンの民の過去の如何なるカルマがこの禍をもたらしているのか






しかしどんな場所にも神はおられる






少女の内に神を見た







いつか


そう遠くない日に

この地

この民に



平穏な時間がもたらされることを願う