中の人から告知 「自由な校風という教育実践――京都府立鴨沂高等学校の学校行事「仰げば尊し」から」 | 鴨沂高校の図書館

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鴨沂高校が建替えられようとしています。校舎だけでなく、「鴨沂の自由」として大事にされてきた校風までもが壊されようとしています。

facebookページ「鴨沂高校の図書館」のブログ版として、マスコミや教育委員会が絶対に流さないような生の情報を発信していく所存です。

鴨沂高校の諸々の問題に関わりだしてから、早いもので8年が経ちました。2018年からこのページは休止状態でしたが、1点告知があります。

既に、新生鴨沂高校となられてから久しいと呼べるほどの月日が経ちました。女紅場から「名門校」とされる時代の鴨沂高校までは、「鴨沂高校の歴史」として語られることが多いようです。しかし、鴨沂高校の歴史はそれだけなのでしょうか。

自由な校風が時代遅れと扱われやすい京都府立高校の状況ですが、だからこそ、自由な校風の持っていた意義と限界を書き残そうと始めた調査結果が、京都大学大学院人間・環境学研究科の発行する紀要『人間・環境学』に、「自由な校風という教育実践――京都府立鴨沂高等学校の学校行事「仰げば尊し」から」というタイトルで掲載されました。

私が入学した時期の自由な校風は、既に各方面から散々な言われ様でした。当然、良い事ばかりではありませんでしたが、自由な校風を享受した世代であるからこそ、書けることがあると思っています。

最近の研究論文はオンライン化が進んでおり、下記リンクから読むことができます。

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/261669/1/hes_29_135.pdf