「ワルが教える年金・保険しゃぶり尽くしテクニック」(水品 山也 著)

社会保険労務士の著者が買いたい本で、内容はFPで勉強した範囲とほぼ重なりますが、資格取得のためのテキストとは当然ですが、わかり安さが段違いで、かなり読みやすくなっています。

例えば給与所得と事業所得の損益通算で所得税ゼロや、今話題の年金分割の話は特に面白かったですね。

知っていても、実際の案件に触れたことの無い僕には非常に頷く部分が多く、最後まで楽しく読めました。

ただ、一箇所だけ気になる点が、それは…
″投信には近づかない方が無難″
というところです。

直近のCPIを見ればこれはちょっと言い過ぎでしょう。いくら年金を繰り上げしようが、マクロ経済スライドによって物価上昇についていけないことは明らかなんですから。

確かに何の知識もなく、学ぶ意欲のない人は投信に手を出さないほうが良いかもしれません。

しかしそんな人達はそもそも投信に限らず、この本の内容すら実践しないのではないかと…。

まあ何にしろ主体的に取り組んで、頭を使えってことですよ。