夏の日のオーガズム/ムーンライダ―ズ | 「あ、じゃあ、いいです。」

夏の日のオーガズム/ムーンライダ―ズ

寝苦しい夜は、いつかの夏の悪夢を思い出す。


赤い部屋。
オレの目の前に坊主頭の男が横たわってる。
どうやら死んでるらしい。
オレぁ何故か持ってた下敷きを男の頭に擦りつけ 電気を起こす。
下敷きの一辺からは電線のよーなものが延びていて、大きな機械に繋がっている。
・・・あぁ、そうか。エネルギーが枯渇してるから、オレらみたいな受刑者がこーやってゴシゴシやって電気を作るんだったなぁ。
電気を起こして供給し、国民のお役に立つのが、オレら受刑者の償いなのだったなぁ。と、思い出す。
周りには、オレと同じよーにゴシゴシやってる受刑者仲間が何人かいる。
突然の怒号。目を血走らせた看守の声だ。
「電力が足りんぞぉ!」と右手に持ったバリカンを振り回す。
バリカンで死体の髪を刈ってんだな。
受刑者達が必死になって起こした電気じゃぁバリカン一つ満足に稼動させらんない。
塀の外への電力供給などもってのほかだったなぁ。と、思い出す。
「徒労なのだ、これは。」と、とーち法っぽく思う。
容赦無い看守の叱咤。
オレらは必死で死体の頭をゴシゴシゴシ。滝のよーに汗が流れ、心臓は早鐘のよーだ。
重労働で、一人、また一人と受刑者が倒れ、死んでいく。
死んだ者を別の看守が引きずってきて、バリカンで髪を刈るんだな。
で、電力も人も足んなくなるから、また、ゴシゴシゴシゴシですよ。これが。
あぁ、オレもいつか刈られるんだなぁ~と、ヘンに悟ってゴシゴシゴシゴシゴシ・・・。

ってトコで目が覚める。
文字にすると、まぁ、上のよーな内容の夢。
コワいっつーか、実に胸クソの悪い夢だった。
そんな夢見の朝でも、ちんこは意外に普段通り。
人間ってフシギねぇ。


あ、そうそう、受刑者の中に羽賀健二がいた気がする。


*知人のサイトのBBSでダラダラ書いたタワ言の修正&コピペ。
こりゃ楽でい~や~。2回に1回はコピペでいくか。