森さん/坂上二郎 | 「あ、じゃあ、いいです。」

森さん/坂上二郎

最初はあんなに輝いていたエロ本も、何度も頁をめくるうち、徐々に新鮮さを失い、また新たなエロ本を購入することとなる。
でもちょっと待って!そのエロ本を作るのに、いったいどのくらいの木々が伐採されるか知ってますか?や、オレは知らんけど。

催眠術ってあるじゃんか?
人間の脳の機能の不思議さを思い知らされるワケだが、ムズカシイことは専門家にお任せして、と。

昔、テレビで催眠術ショーみたいなのをやってて、そん中に催眠術で記憶を消しちゃうってのがあった。
術をかけられちゃった人は、術者の思い通りに記憶をデリートされちゃって、例えば、他の人の名前はワカるんだが、自分の名前はどうしても思い出せないなんつー風になってた。
「え?マジ?記憶 消せんの??」ってカンジ。
こんなすげぇ術をエンタテインメント界だけで終わらせちゃイカンですよ。

つまりだ、「エロ本を閉じた瞬間に、今まで閲覧してたエロ内容の記憶を無くす」って暗示をかけられたらどうだ?
生涯 一冊のエロ本でことが足りるということにならないか?
同じエロ本を何度手にしても「うっひょー!あの菅野美穂がここまで!?」ってな具合に常に新鮮な気持ちでいられるわけだ。
エロ本は、生涯一人一冊。無駄な伐採を減らそうよ。出来ることから始めようよ。

ちんこの高さに置いた視線から始まるエコロジーもあるって話しだ。

あと、なんつーか、エコロジーとエロジジーは似てるから親和性も高いってことだ。
って、ぷっ。冗長丸出し。書かなきゃよかった。

ってことで、10年程前、町の、なんつーの?臨床士っつーの?に、「エロ本の記憶を消したいのですが」と電話で相談したことがある。
丁重に断られた。そんで怒られた。その後、アレコレと諭された。



*他所でダラダラ書いてた日記の修正・転載です。