2022年1月に掲載させて頂きました「つづきの遺跡巡り」で「大塚・歳勝土(さいかちど)遺跡公園」に行って参りましたがその時は休園日で中に入れなかったので約2年越しに再度アタックしてきました!
弥生時代の住居がどのようになっているのか一緒に探検しましょう。
まずはY-71号住居です。
床面積は44.3㎡で8・8・6・4畳半の部屋に相当するとの事です。
ではさっそく中に入ってみます。
なかなか広いです!
思ったより暖かく、風通しも悪くないです。
夏は涼しそうです。
天井を見上げるとしっかり組まれています。
当然ながら釘は1本も使用されておりません。
よく見ると麻のような紐でしっかり結び付けられております。
弥生時代の人が色々試行錯誤してこれが一番ベストだと判断されたのでしょうか。
今の建築にも何かしらの影響を与えていると思うと感慨深いですね。
消火器っ?!・・・これはさすがに現代のものですね。
当時の半数の住居跡から焦げ跡が見つかったようで、当時から争いによる火事があったようです。
部屋の奥側に土器のレプリカが置かれていました。
当時はここで料理をしていたのでしょうか。
柱もしっかり組まれています。
部屋の奥から入口に向かって見ると太陽の光が入ってとても神々しいものが有ります。
電気が無い時代ですので朝の太陽光で目が覚め外に出かけて行ったのでしょうか。
外に出てみましょう!
高床倉庫が有ります。
当時はこちらに収穫した稲等を保存したようです。
湿気から穀物を守る為床を上げているようです。
脚に付いている板はネズミ返しだそうでこれを見てネズミが「困りマウス💦」と言ったかどうかは不明です。
こちらは発掘調査時の竪穴住居跡を再現したものだそうです。
当時この遺跡を発見した人の気持ちを考えるとワクワクしますね。
このような状況から人々の暮らしを想像し、住居を再現するのは本当に骨の折れる作業だったと思います。
勿論まだまだ分からない事が沢山有りますが考古学者の方の調査によってここまで明らかになったのは本当に凄い事だと思います。
私も日々精進し、後世の人々に何か残せたらなとつくづく思いました。
<おまけ>
因みにもうすぐひな祭りという事で隣の古民家ではひな人形が飾られていました。
仙台の堤人形
京都の伏見人形
長崎の古賀人形
最後までお付き合い頂き有難う御座いました!
またつづきのお話で会いましょう
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