黒澤明DVDコレクションの戦国群盗伝を買いました
鶴田浩二と三船敏郎が共演しているすごく贅沢な映画だけど初DVD化なんですよ
だからこの10冊の延長版はものすごくありがたく思っています
北条家が関東を支配していた時代の話
天城を治めている豪族は北条家に上納金を納めるため長男の虎雄直々に隊列を組んで出発するが群盗に上納金を奪われる
豪族は北条家に虎雄が上納金を奪って逐電したと報告してしまい虎雄は北条家と豪族から追われる身になる
豪族の身勝手さに愛想が尽きた虎雄は上納金を奪った群盗と手を組み関東の豪族連中が北条家に納める上納金を強奪して庶民に施す義賊天城の赤鬼として暴れまくることになる
こんな話だけど群盗のリーダーを三船敏郎
虎雄を鶴田浩二が演じており楽しい娯楽巨編になっております
日本刀は切れ味を高めるために刀身が反り返っていますけど 馬に乗る時は反り返った刀身が馬にペタペタ当たり馬が合図をもらったと勘違いしてしまうので
刀を水平に保つストラップみたいなものに刀身の反りが少ない直刀(じきとう)を刃を下にして取り付けております
それがこれね
こっちの方が分かりやすいか
あとね斬りあいの時は両足を前に剥ける素肌剣術の立ち方ではなく引いた足を横に剥ける介者(かいしゃ)剣術の立ち方なのはすごいこだわり～って三船敏郎は殺陣師も足元にすら及ばない剣の達人だから当然といえば当然か(笑)
戦国の世に付き物の下克上･裏切り･奇妙な友情が描かれている良い映画です
では今回はこの辺で