自然科学の分野で優れた業績を上げた女性研究者に贈られる第30回猿橋賞の受賞者に、奈良先端科学技術大学院大学の高橋淑子(よしこ)教授(49)が選ばれた。「女性科学者に明るい未来をの会」(古在由秀会長)が23日発表した。

 受賞対象となった研究テーマは「動物の発生における形作りの研究」。背骨は同じような形をした骨が連なっている。高橋教授は、一続きだった骨を複数に分ける働きを持った遺伝子がエフリンであることを突き止めた。後にエフリンは、脳などの組織の細分化にかかわっていることも判明した。贈呈式は5月22日に東京都内で行われる。

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