親の離婚により、子供の巻き込まれる状況や精神的なものを自己の体験に基づいて記録しております。
1人で子育てされている方は勿論、同じように片親で育った方も是非ご覧下さい。
私のような子供が少しでも減りますように。
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あまり、うだうだしていても仕方がない。
気を紛らわすためにも仕事に集中しようとした。
が、
皆、大変だったね、大丈夫?
と、気を使って声をかけてくれる。
その度に涙、涙、、、。
はっきり言って仕事にならなかった。
皆の気持ちは嬉しかったけど、
よっぽどのことが無いと人の言葉を信用できない私。お礼だけうけとった。
そんな中、
デパートの職場の横を通る1人の男性がいた。
視線を感じ、顔をあげた。
「いらっしゃいませ、こんにちは。」
と、声をかける私。
「お仕事、ご苦労様です。会えてよかった。お元気ですか?」
日焼けした肌に今風の格好。
全く誰か分からなかった。
微妙な顔をしていると、
「あ、ごめんなさい。先日、お祖父様のご遺体を病院から葬儀場まで運ばせてもらったものです。
あまりに、気を落とされていたので心配していたのですよ」
な、な、なんと、そんなことがあるのだろうか?
親切すぎやしないか?
彼はその後、葬儀会社を退職してバカンスに出かけていたらしい。
色々な遺体と直面して精神的に仕事が合わなかったようだ。
私の職場は、葬儀の際会社からの電報で知ったそうな。
世の中、思いもかけず親切な人もいるもんだ。
自分が傷つかないよう、しっかり見極めて人付き合いをしたいものだ。