子供にとって親って最強説ありませんか?
何でも知っているし、字はきれいだし、ご飯作って、洗濯してくれてお金をいっぱい持っていて、車を運転できて。 みたいに子供にとって、大人はもしくは親はなんでもできる完璧人間のように感じます。
僕の両親も僕にとってはそうでした。 しかしだんだん自分が大人になるにつれて、親ってなんでもできる完璧人間じゃないことに気付きます。
親だって風邪引くし、知らないことだってあるし、失敗もします。
僕がそれに気付いたのは、高校2年生の夏でした。親と野球の練習を公園でしているときに、今までなんでも僕よりも勝っていた父がボールを僕のところまで投げられませんでした。これを聞くとめっちゃささいな事だし、普通の事じゃない?って思うかもしれませんが、僕にとっては衝撃でした。
僕はその時なんかすごく悲しくなって、いらいらして、父にぶつけてしまいました。 僕が成長した事を感じるよりも父が歳を取ったことと、完璧人間ではなかった悔しさを感じました。
そして最近では僕がアメリカに留学するときに、色んなことをたくさん調べている母の姿を見て、こうやって何でも知っていて完璧な母親になってくれていたのかなと思うと、親孝行絶対するからねと思いました。もちろん親は完璧を演じてくれているとは思いませんが、少しでも僕たちのことを思ってくれる姿に僕は感謝しています。
みなさんはこんな体験はないですか? よく親は子供が成長するのがうれしくもあり少しさみしくもあると言いますが。
子供も色んな場面で親に対するいろいろな感情や思いを巡らせているはずです。
今は一年に1週間くらいしか一緒に過ごせなくなって、いろいろな事を考えるようになりました。僕の友達や身近な人のご不幸などを聞くと親の顔が一番に浮かびます。
まだなにも返せてないけど親孝行します。
みなさんは親孝行していますか?