がんに対する正確な理解を深める「がんを知る全国フォーラムin神奈川」(毎日新聞社、神奈川新聞社、神奈川県共催、アフラック協賛)が27日、横浜市中区で開かれた。東大付属病院放射線科准教授の中川恵一さんと女優の仁科亜季子さんらが、約700人の参加者に予防策や早期治療の重要性を訴えた。

 中川さんは「日本は2人に1人ががんになる世界一のがん大国なのに、対策は後進国だ」と指摘。子宮頸(けい)がんを克服した仁科さんは「子宮頸がんはワクチン接種で予防できる。まず検診を受けて」と呼び掛けた。肺がんを乗り越えたNPO法人「がん患者団体支援機構」副理事長の三浦秀昭さんは「がんに負けない勇気を持ち、夢と希望を持って生きることが必要だ」と語った。

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1月号
がんの市民講座から:/下 先端医療、特徴理解して
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