毎日、毎日写真を撮っているせいで本当にたくさんの人達に出会うことが出来ています。
撮影するのにも快く承諾してくれる人達がたくさんいてくれて、
人間の顔をよく観察しながら、個性豊かな色んな顔をレンズ越しに見たり
その人達の生活環境に入り込んで、独自の生き方や人間模様を見せてもらえることによって
人はこんな風にも生きていけるのだとか、家族を支え、子供を学校に行かせ、当たり前のように見えるようなことにも汗水流して一生懸命、人生を体張って自分達の手で毎日築き上げているのだということ実感させられて、写真を撮る事を通して人の生命力に圧倒されました。
今日は子供達の写真を撮らせてもらっていたのだけれども、まだ40代でお孫さんの居る男性に会って、娘さんも私よりも少し年上なくらいだし、十代で父親になり彼の子供の成長する姿を見届け、今は娘さんも息子を育てているのを一緒になって支えている人生ってどんな人生なんだろうと、彼がおじいちゃんであることが信じ難いのと同時にまた色んな生き方があるのだと、その家族を目の前で見ては感心しきり。
どんな環境でも笑顔でいるパワーと逆境にも立ち向かう強さ、人と人との強くて温かいつながりなど、いつも自分の周りにあった環境にもう一歩踏み込んで、その人達と関わり合えたことで、自分の考え方のちょっとした壁が崩れて、とにかく人間はすごいなと思えた一日でした。
しばらく続けて来た事も序所に実を成らせ、今では自分で気に入った写真が約180枚。
これを一冊のフォトブックとして後でまとめる予定です。
写真を撮ることによって、今まで自分でも見た事のなかった世界に踏み込むことや、自分で成長する事が出来た、楽しさや興味がぎゅっとつまった思い出の本なので、出来上がりが楽しみで仕方ありません。
自分でもこれだけの枚数が集まっていることと写真を撮ることによって得た経験に感動です。