MAAYA -3
1997年のエイドリアンライン監督作品。

今回は言わずと知れた禁断の恋物語ロリータについてだ。
1947年、仕事のためヨーロッパからアメリカへと来たフランス文学の教授のハンバート氏はシャルロッテ・ヘーズという女性によって部屋を借りるため家内を案内されていた。
気に入らないから断ろうかという考えが頭をよぎるハンバート氏はそこに住まう事に二の足を踏むのだが、家の中の案内が終わり庭も見るように勧められた矢先、案内されるままについていくと青々とした芝生の上で寝転びながら、太陽の光とスプリンクラーの水を全身に浴び雑誌をめくる少女がいた。彼に気づいたのか彼女は彼に笑顔で微笑みかけ、とたんに彼は一目惚れしてしまうのである。
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そんなことをきっかけにハンバート氏はそこに住む事を決めてしまうのであるが、
シャルロッテと彼女の娘のドローレス(母にローと呼ばれている。)とハンバート氏、3人での生活の中で彼はドローレスにどんどん夢中になっていく。
けれどもある日シャルロッテは娘を寮のある学校へ連れて行くことを決める。
そしてその日に残した手紙にはシャルロッテからハンバート氏への気持ちの記された手紙。それは彼女からのプロポーズであった。
ここら辺からいよいよ話はより一層センシュアルに、スリルを増していきます。
彼を誘惑するロリータは愛すべきか、もしくは憎むべき人物なのだろうか。
ハンバート氏の一途さとロリータの成長、
彼女が自立したい気持ちと彼の束縛によって両者が愛の犠牲者となる
ハラハラするような展開を織りなします。
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↑ロリータのファッションと大人に背伸びをした赤い口紅がかわいい。
映画の中のロリータは14歳なんだけど、ロリータを演じたドミニクスウェインが当時15歳だったことで話題になったみたい。