2024年2月16日

原作者を知る読者からすれば、
放送終了後の脚本家によるSNS投稿の内容にも違和感を憶えたはずだ。
脚本家も原作者も日本テレビの社員では無いから、一応社内コンプラの対象外とはなるが…。
一般大衆から見て、脚本家による原作者へのSNS投稿は原因のひとつと言えるだろう。
いかにも脚本家の私が原作者に、
「脚本描かせてやったぜ…」みたいな…。
それと、ドラマのプロデューサーも次のドラマ製作に忙しいし、
放送は終わったけど、DVD化も出来ずに儲からないから、絡みたく無いのが本音だと思う。
一般に女性同士の争いというのは…
非常に陰湿でネチネチしたものを想像しがちだが、
今回の自殺は正にそれだと思う。
脚本家も性悪みたいな感じだし、
脚本家としての仕事を全う出来ずに、原作者に丸投げするという無責任さには呆れる。
番組プロデューサーも全体を統括出来ずに、現場のプロに任せていた印象が強いかと思う。
ゴールデンプライム帯のドラマだけに予算は十分だったはずだが、
視聴率を取るために見切り発進したのが、プロデューサーとして最大の失敗であり、
自殺者を出すという社会問題にまで発展してしまった。
例えるなら、日テレ社員が社用車で一般人を巻き込んだ人身事故と同じだと思う。
何らかの賠償なり見舞金も必要かと思う。
漫画家はフリーランスだし社員のように退職金が出る訳では無いから、
それぐらいの覚悟は必要だと思う。
社内調査チームに小学館も協力するという話だが…第三者でない限りは、
「ドラマ製作チームに問題は無かった」で調査検証を終わらせるのが濃厚な気がしてならない。