2024年2月8日

第5話をリアルタイムで観た印象としては、
看護助手なのに勤務時間外には探偵紛いの行動に出て医師に疑惑の目を向けられたり、
土壇場で執刀医となり縫合するというシーンが有りと、
中々、見応えがあるドラマだと思う。
現在は理由ありの看護助手だが医師免許を持ち外科医師だったという…
川栄李奈扮する桜庭澪。
医療現場は分野別の分業が基本だが、
看護助手から執刀医までクロスオーバーして、病院内を駆け回るというドラマ設定のようだ。
こういう設定は、米国でのトラベルナースにも似ている。
トラベルナースはある程度の医療行為も出来るが、日本では医師の監督下でしか医療行為は出来ない。
※過去のドラマ展開はダイジェスト版を観ることで理解できる。
川栄李奈の主演ドラマは初めて観るが、
ドクターXの米倉涼子のような華美な要素は無い。
医療ドラマにラブコメディーと犯罪を匂わせるサスペンスを、絶妙に混ぜている印象が強い。
今どきの30歳代には共感できる部分もあるかと思う。
PTSDの症状が出ることによって外科医を封印した看護助手の潜在能力を、
復活させようとする天才外科医との掛け合いも見どころの1つだと思う。

ベテラン看護助手には水野美紀を起用しているが、クセの強い演技が見もの。
水野美紀は今シーズンのテレ朝深夜ドラマ、
「離婚しない男」でクセの強い弁護士も演じている。
教授役に無難な古田新太を起用。
小手伸也と瀧本美織はフジテレビで2022年放送の医療ドラマ、
「ドクターホワイト」でもお馴染みの組み合わせとなる。
大学病院の医師を小手伸也が、米国帰りの外科医を瀧本美織が演じている。