2024年2月2日

最近は深夜ドラマでもDVD化されることが増える傾向だが「セクシー田中さん」
は原作者との意見が合わずにお蔵入りとなったようだ。
昨年秋に放送され、視聴者からも好評だったドラマ「セクシー田中さん」
日本テレビが制作し放送されたが…
原作者で漫画家の芦原妃名子さんが亡くなり、
ドラマ制作の日本テレビの対応が物議を醸している。
最近では、テレビドラマも視聴率優先と短期間(10話)で1シーズンを終わらせる都合上、
原作者の意向を無視して脚本を変更することが頻繁にあるようだ。
上の図表の経緯を見ていくと、
日本テレビ側が如何に原作者を急かしていたのかが推察できる。
12月24日放送の脚本も原作者自身が担当を願い出たとあるが…
第8話までは別の女性脚本家が担当し、第9話と第10話は原作者に脚本を丸投げしたようだ。
そうなると、原作者が脚本家に合わせる形となり漫画との違和感が発生する。
原作者が憤りを感じるのも必然だと思う。
1月18日からのXでの投稿も、日本テレビに対しての憤りの顕れだったかもしれない。
日本テレビとしては、リアルタイムとネット配信で視聴率を稼ぎ、
そしてDVD化し販売することで更に儲けるつもりだったようだが、
日本テレビ側の杜撰な対応によって、原作者が自殺するという残念な結末となってしまった。
原作者としては納得出来ない作品を遺すことに嫌悪感があったようだ。
日本テレビは曰く付きにしてしまった「セクシー田中さん」については、
最終的には配信ストップも視野に入れることになるかもしれない。
視聴率を採るために、原作を潰してまでテレビドラマを作る必要は無いかと思う。
日本テレビはドラマ制作の経緯説明の記者会見が必要だと思う。



2023年11月20日

ダンスショーの衣装は派手な田中さん(木南晴夏)
一方で、普段は地味なベテランOLの田中さんと倉橋朱里(生見愛瑠)。

このドラマは、地味なヒロインと対照的な脇役の行動が目を引く。
木南晴夏演じる田中がひたすら地味に、そして脇役であるはずの生見愛瑠演じる朱里がひたすら明るく…というのが見どころだと思う。
内容も温かみのある展開で、月曜日に不安を感じる日曜日の夜には安心して観ることができる。
第6話では元ピンク・レディーの未唯が登場する。