2023年12月30日

江戸の街で相次ぐ辻斬り…
その正体がまさかの女性。
辻斬りの現場を仕事人の2人に見られてしまう。
あの指の曲がりは…あの女か…。
回想する小五郎(東山紀之)。
棗が手を洗うところを窓越しに見ていた。
辻斬りを終えて、家に戻って帳面に赤線を引く棗。
美人だが冗談が通じない生真面目な性格という棗。
店が潰され、夫も自殺に追いこまれて敵討ちのために辻斬りをしていたようだ。
全ての敵討ちを終えて、自殺するところをお菊と涼次に止められる。
帳面を見るお菊と事情を話す棗。
3日待つ間に決心を迫られ夫の形見の刀を川に棄てる。
そして3日が経ち…
小五郎に覚悟を迫られる棗。
今回は心に迷いが見えるリュウ。
そして、リュウを誂い余分に仕事料を持っていく「流しの仕事人雪丸」。
手前で佇む棗。
「私はきっと八丁堀(小五郎)に認められていない…」
「私があんたを選んだんだい、あいつに認められる必要なんてないさ…」
あの方は何のために仕事人に…
納得して仕事料を懐に収める棗。
仕事の支度前に位牌を拝む。
支度のシーンも各自それぞれ…。
そして仕事場に…。
紙吹雪を散らして…
髪結い紐を使い絞める技のようだ。

そして仕事の後にも位牌を拝む。
仕事のシーンは知念侑李よりも上手いと思う。
ドラマも沢山熟すだけあり、役に入り込むのが上手いようだ。
トランペットのチャララ〜で始まる仕事人のメインテーマ。
往年の必殺ファンにはたまらないものがある。
あとは劇中の楽曲も、決して旧さを感じさせないのが佳い。
ギターの掻き鳴らしもピアノアレンジが出来そうだから、
ピアニストでもある松下奈緒なら、サウンドトラックも出せそうだ。
とりあえず東山紀之としては引退という話だが…
スマイル社の「仕事」も想定よりは早そうだから、
来年の年末も必殺仕事人の話は出ているかと思う。