2023年7月12日
上の写真はダートラリー仕様のXV02-PROで、
下はこの夏以降にリリースされるターマック仕様のRS-PROとなる。

日本国内向けにも発表された。

一応、タミヤではラリーのターマック(鋪装路)仕様としているが、
30年前のグループAレース仕様のボディを載せても、懐かしく面白いかと思う。

こういう街中でも走っていた4ドアのハコ車が、グループA規格のレースに沢山出ていた。
現在のタミヤのボディラインナップにもかつてのグループAレース仕様車がデカールレスで、
ストリート仕様として再販されている。




こういうハコ車のボディを載せるのに相応しいのがXV02RSだと思う。
今でこそ、ラジコンショップ併設のサーキットは当たり前になったが、
サーキットが無かった30年前は駐車場の空きを狙って走らせたものである。
当然ながら平滑ではない上に、最低地上高が低いと上手く走らないから、
最低地上高の低い現在のTAやTBシャーシでは無理となる。
身近な場所で走らせられるXV02RSは、
かつてのTA01シャーシの再来ではないかと思う。
程よい車速と実車さながらのロール感は、
スピード狂に飽きた人には癒しになるはず。
センターデフもセッティングに拘ると面白いメカである。
今後、センターデフを活かした新しい4駆ドリフトが流行るかもしれない。
ヨコモがやろうとしていた4駆フロントミッドの量産シャーシ。
かつての大会でフロントミッドを終わらせたメーカーなだけに、
流石に出すわけにはいかなかったようだ。