2022年10月1日

アントニオ猪木といえば、テレ朝の金曜日夜8時の『ワールドプロレスリング』
でのTV生中継で、一躍有名となった。
当時、テレ朝の新人アナウンサーだった、古舘伊知郎の間髪入れずの実況も見事だった。
当時は、小学校高学年くらいになると休み時間にプロレスごっこをして、
技を掛けたりする遊びが流行った。
プロレス人気はアニメにも及び、
タイガーマスク二世の劇中で、アントニオ猪木としてリアルに登場している。
プロレス引退後は参議院議員として当選2期を果たし、北朝鮮でプロレス外交を展開してきた。
この掛け声には圧倒される。
始まりがあれば…終わりもある。
プロレスの神様と呼ばれるカール・ゴッチとの名勝負も…。
他にも、ジャーマン·スープレックス·ホールド(日本名原爆固め)という技もある。
異種格闘技戦のテレビ中継も実現する。
パンチの繰り出しを封じる作戦のために、終始ローキックで攻める猪木。
結果として、引き分ける。
11年後『徹子の部屋』にゲスト出演して、当時をふり返る猪木。
黒柳さんからはこのように訊かれて…
相手はボクサーだったから、あごを打たせる訳にはいかない…。
そしてプロレスから政界へ…。
新党を起ち上げる。
湾岸戦争でも人命救助に尽力する。
頑強な身体を持つ猪木ならでは…。
このとき日本はお金だけ出して、自衛隊は派遣しなかった。
そして1995年には北朝鮮にも上陸することに…。
2回目の北朝鮮訪問は小泉純一郎政権の頃だったが、落選していたために国会議員としてではなく、民間の実業家として外交を続けた。
テレ朝のカメラも同行した。
北朝鮮の若者たちにも人気を得ることに成功する。
金正日総書記の頃は、まだ話が出来た北朝鮮。
そして、東日本大震災以降の2013年に再当選を果たした。
得意の掛け声を発するも、空回りする。
周りの議員たちも笑いが隠せない…。
確かに、国会議員はジジィばかりだから…
街頭での選挙活動中でも…
震災直後の宮城でも…
『いち、に、さん、ダァー。』
そして自身最期の闘いにも…
2022年10月1日早朝、燃え尽きる。
大仁田厚も、猪木に続き参議院議員に出馬した。
近年バラエティ番組でも見かける、長州力は…
最近の参議院議員は元アイドルだったり、You Tuberだったりと人材も多様化している。
しかしながら、体を使って政治活動できる議員が何人居るのか…。
アントニオ猪木は、決して頭が良いわけではないが、行動力には目を見張るものがあった。
選挙でも、怪しげな宗教団体に頼らずに集票して2回の当選を果たしている。
腐り切った安倍派の国会議員達も見習うべきではないだろうか…。
アントニオ猪木からの…
『闘魂注入のビンタ』が是非とも必要だと思う。