2022年2月6日
旧作を知る世代には、なるほどと思わされる描写も細かく追加されている。
宇宙の全ての知的生命体は古代アケーリアス文明に由来し…
アケーリアスが全宇宙に撒いた種の中で、最も初期に発展したのがイスカンダルの波動エネルギー文明。
それを手にした…イスカンダルの過去の愚行と、それを忌み嫌いながらも手に入れようと企むデザリアムとは…。
結局、ガミラス人は元々は同じ種族の住むガルマン星に移住を開始する。
イスカンダル星では、スターシャとユリーシャが古代進たちによって脱出を勧められる。
一方で…
波動掘削弾で爆破する前の…
敵の要塞の内部映像には、
アンドロメダタイプの地球艦らしき残骸が…。
波動掘削弾からのカメラ映像を見る、天才科学者で、ヒュウガ艦長の真田志郎と
ヤマト新技術長の新見薫の二人。
波動掘削弾にカメラを仕込むのは真田さんならお手の物。
『こんな事もあろうかと…』
違う次元の地球の存在を意味する艦籍番号が存在する。
艦籍番号…AAA0001-2202
AAAはアンドロメダ級を意味する。
西暦2202年製造の0001隻目を示す。
下は…なぜか
地球防衛軍(E.F.C.F)となる。
艦名ARCTURUS.CXCI (アルクトゥルス191代目)CXCIはローマ数字で191を表すとか。
艦籍番号…AAA9207−2339(アラビア数字表記)
こちらもAAAアンドロメダ級で
西暦2339年製造の9207隻目となる。
年間1万隻を製造出来たとしたら…
2202年から仮に130年間で130万隻を地球防衛軍が量産したことになる。
こういう仕事は時間断層工場が存在すれば可能となるが…
西暦2203年以降のガトランティス戦役終了時点で地球連邦軍は時間断層工場を放棄しているから…
別次元の話となる。
仮に、時間断層工場を放棄しなかった地球が再び軍拡に走ったとすれば、量産は有り得る。
この次元にはヤマトは存在しないことになる。
しかし…2205年時点でヤマトは存在しているから…この先の未来?!
じゃあなぜ要塞の壁の中にアルクトゥルスが捕らえられていたのか…。
デザリアムは別次元の未来から来たのか…
謎は尽きない。
REBEL3199(反逆者3199)という意味だが…
旧作は200年先の未来に…だったが、
いきなり1000年先の未来にタイムスリップしたかのような…
デザリアムの騙し討ちにヤマトの乗組員たちは出会すのか…。
はたまた、デザリアム製造のコピーヤマトが登場するのか…。
脚本家の福井晴敏氏がどのように展開していくのか楽しみである。