昨年７月以来、更新してきたこのブログ は、本日を以て結ぶことにする。「序」 で、私は〈大衆演劇の舞台は、文字通り「一期一会」、一瞬にして消え去る「仕掛け花火」のようなものである。役者も観客も「みんなはかない水の泡」だが、さればこそ、その舞台模様を「是非とも留めおきたい」という思いで、以下の駄文を記したいと思う〉と綴ったが、この「駄文」が「名舞台」の景色・風情を留めおけたとは、とうてい思えない。日々、渾身の「至芸」を披露し続けている「劇団・役者・関係各位」には、「面目次第もございません」と陳謝する他はないのである。 私は、大衆演劇の「常連」でも「贔屓」でもない。単なる「傍観者」に過ぎないが、「名舞台」から頂いた「元気」と「感動」は生涯、消えることはないだろう。「ありがとう、大衆演劇！」。感謝の気持ちを込めて擱筆する。（２０１５．１．３１）
