体内時刻を血液で簡単測定=睡眠障害など診断期待―理研など | ジェジュン あなたに 会いたくて

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時事通信 [8/28 04:03]


ヒトの血液中で24時間周期で増減する物質を特定して「分子時刻表」を作り、時差ぼけなどで生じる体内時計のずれを血液を採取してこの時刻表と照合するだけで推定する方法が開発された。

理化学研究所と慶応大、国立精神・神経医療研究センター、北海道大の研究チームが27日までに論文にまとめた。米科学アカデミー紀要電子版に発表する。

時差ぼけや睡眠障害を簡単に診断できるほか、特定の病気が発症しやすい体内時刻に薬を飲むなどの「時間治療」の実現が期待される。 ぜんそくの発作は未明に起きやすく、アレルギー性鼻炎や慢性関節リウマチは朝に症状が最悪になる傾向が知られる。

体内時刻を調べるには、これまでは血中ホルモンのメラトニンやコルチゾールの量、深部体温を長期間調べる必要があった。理研発生・再生科学総合研究センターの上田泰己リーダーらは、食事や昼夜の光環境の影響を受けずに24時間周期で増減する物質を調べ、分子時刻表を作る方法を考案。2009年にマウスで体内時計測定法を開発していた。

今回、被験者3人に1日半、光量や室温が一定の室内に座ってもらい、眠らずに2時間おきに少しずつ食事してもらった。 血液を採取してさまざまな代謝産物を調べたところ、分子時刻表の作成に役立つ24時間周期の増減を示す物質が58種類見つかった。