フジセイカ
『羽二重餅』(はぶたえもち)
江戸時代から福井県周辺地域の主な産業は繊維業でした。中でも羽二重は、しなやかで手触りの良い最高級の絹織物であり、明治以降の福井県を代表する生産量日本一の製品でした。
羽二重の質感を和菓子で表現しようと松岡軒の創業者が編み出したのが、 羽二重餅です。
今回頂いたフジセイカさんは、昭和44年に山中温泉のお土産屋さんからスタートして、「販売するだけではなく、自分で納得のいくお菓子をつくって食べていただこう」という思いから製造もするようになった会社です。
現在は『和菓子 加賀陣屋 本店』というカフェを併設した和菓子屋さんも経営しています。
羽二重餅は、あんこなどは入っていない求肥のお菓子で、すごーくのびます。風船ガムみたいに膨らませそうなぐらい。雪見だいふくのまわりの部分みたいなやわらかいお餅です
餅粉、水飴、砂糖というシンプルな材料がメインで作られていて、優しい甘さという表現がぴったりな感じです。
子供たち、美味しかったみたいで5個ずつペロッと食べちゃいました。バニラアイスと一緒に食べても美味しいだろうなと思います
では、また