こんにちは😄
あるとさんのMotorCycleコンペに参加してアオシマさんの1/12 CB750 K0を製作しています。
前回切り出したディテールアップパーツのシリンダーとシリンダーヘッドのゲート処理が出来たので今回は組み立てに入って行きます。
先ずは、シリンダー下端とシリンダーヘッド上端のパーツですが、同じ形状の物を貼り合わて厚みを稼ぐ様になっていますがそうなると側面に積層痕が丸見えなので瞬着で埋めてから整形してサフを吹いて整えて置きました。
次に、仮組に使ったジグを利用してシリンダーヘッドを積層接着したのですが指で圧着したのが不十分だったのか同様に組んだシリンダーと合わせて厚みを測るとキットのパーツより0.5mm程分厚くなってしまっていました。このままではエキパイの組み付けやその他のパーツの組み付けにも支障が出るので慎重にバラして瞬着を取り除いて、
2回目は、30分硬化タイプのエポキシを薄ーく塗って重ねてから、
2mmのプラ板でサンドイッチにして、
バイスで挟んで圧着しました。バイスで圧着するまでに接着剤が乾いてしまわない様に今回は瞬着では無く30分硬化タイプのエポキシを使用しました。
シリンダーも同様に圧着しました。その結果、今回はキットのパーツの厚みと誤差0.1mm位になりました。
次に、シリンダーヘッドのフィンの補強ピンを0.4mmのステンレス線で再現してから左に写っているパーツをシリンダーヘッドの上部に接着しました。シリンダーにも同様のピンがあるので再現しています。
次に、シリンダーヘッドとシリンダーを接着する時に位置決めになる物が無いのでシリンダーヘッドに1mmのアルミ線を埋め込んでボスを付けてシリンダー側の穴に差し込める様にして置きました。穴は元々有った穴が利用出来ました。また、シリンダー側の穴は0.7mmしかないのでアルミ線の先端はリューターに掴んでヤスリを当てて0.7mmまで削っています。
次にシリンダーとシリンダーヘッドを接着してシリンダーヘッド上面に先に2枚合わせにしていたヘッドカバーの取り付け部になるパーツを接着しました。このパーツにはヘッドカバー取り付け用のピンを取り付けるために穴が空いていたので1mmのプラ棒を接着しています。
と、言う事でシリンダーブロックが完成しました。まだまだ色々と仮組することがあるので塗装は最終的に組み立てる前にします。
次に、シリンダーブロックとクランケースは位置決めのダボは有るのですがほぼ芋付けでプラ同士ならば何とか行けるかもしれませんがぷらとエッチングでは接着強度が不安なのとシリンダーブロックとクランケースを仮組できる様にしたいので少し改修をします。
先ずは5mmのプラ棒をシリンダーの内径に合わせて4.3mm位に削ってエポキシでシリンダーブロックの実車ならばピストンの入る部分に接着して、
途中工程の写真を撮り忘れていきなり改修完了後の写真になりましたがシリンダーブロックとクランケースを仮組して2mmの共穴を開けてクランクケース側に2mmのプラ棒を接着しました。これで最終組み立て時はプラセメントで確り接着できるし仮組も可能になりました。
プラ棒は裏から3角プラ棒とエポキシで補強して置きました。
シリンダーブロックをクランケースに仮組した状態です。
で、話は前後するのですがこのキットはエンジンを組んでからフレームで挟み込む構造になっているのですがこれではハンドルポスト周り等の接着後の整形が出来ないので組み立てたフレームにエンジンをあと載せ出来るように改修しようと思っているのですが、その前にエンジンのあと載せが可能か確認して置きました。
フレームを仮組して仮組したクランケースを載せて、
その後にシリンダーブロックが入ることを確認しました。
クランクケースとフレームの組み付けに関しては改修の必要な所が有るのも確認出来ましたがこれはまた先で・・・。
と、言う事で今回はここまでになりました。
この後は今回の製作で一番の大工事になると思われる部分の製作をしようと思います。