こんばんわ。

前回でエンジン周りの工作は終わって今回からはシャーシの製作をしようと思っていたのですがディストリビューターと言うか点火系の工作を忘れていたのに気が付きましたので今回はディストリビューターとプラグ関係の工作をして行きます。

先ずは、プラグキャップ。旋盤で1.5mmのプラ棒の中央に0.5mmの穴を開け、外形はタガネやスクレパーを使ってフリーハンドで削って作りました。外形はフリーハンドなので4個のプラグキャップをできるだけ同じ寸法にするのに苦労しました。

 

ディストリビューターは円柱形の本体から5本のコードを接続する端子が生えた形状なので5mmのプラ棒の先を直径3mmで1mm削ってそこに1mmのプラ棒を巻き付けて2本分、残りの3本は丸棒に1mmの穴を開けて植え込みそれぞれの中心にコード接続のために0.6mmの穴を開けました。

 

で、ディストリビューターとプラグキャップが出来ました。左側の黒いパーツはキットのディストリビューターです。この後プラグキャップはセミグロスブラックで、ディストリビューターは茶色に少し赤を足した色で塗装しました。

 

プラグは殆ど見えないので1mmのアルミパイプで再現してシリンダーヘッドに接着しました。

 

ディストリビューターに配線をしました。プラグコードはモデラーズの0.56mmの黒コード、根元の部分には1.2mmの熱収縮チューブを被せました。赤いコードはイグニッションコイルに行く物です。配線を施したディストリビューターをエンジンに接着して

 

プラグコードにプラグキャップを通してプラグに接続しました。

 

で、ここまで来て、これってボンネットに干渉するのでは?と言う心配が頭を過って仮組をして見ると案の定、思いっ切りはみ出しています。ヘッドカバーの高さ+1mmが限界ですが2mmくらいはみ出しています💦

 

色々考えた挙句、ディストリビューター本体は薄く出来ないのでディストリビューターの基部(エンジン側)をカットしてディストリビューターを取り付けて低くすることが出来ました。これで、エンジンルームに収まるようになりました。

後、言い忘れていましたが前回でタイミングベルトを取り付けています。0.3mmのプラ板を2mm幅にカットしてフラットブラックで塗装して実車に合わせてプーリーに巻き付けて接着しました。

 

と、言うことで今回はここまでになります。

次回は本当にシャーシの工作に入って行く予定です。(何もなければ・・・)