JWC制作者のブログ -4ページ目

『自己新記録を更新する』

こんにちは!JWC実行委員会の中村です。


いよいよアドバンス編の開催も来週ですね!
会場の準備などでアドバンス編に関するやり取りが一層増え、
益々実感が高まってきました。


数人で繋ぐこのBlogに何か質問や感想があれば、
アドバンス編にお越しになった時にぶつけてみても
いいかも知れませんよ。


さて、本日のBlogのタイトルは、
表現こそ変わっていますが、僕の原点とも言える言葉です。


最初からこのネタをどこかで使おうと決めていました。

これまでBlogを書いたことがなかった僕ですが、
このJWCブログで2度ほど書いて
少し戸惑いもなくなってきたので、
「今だ!」と踏み切ってみました。


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さて、以下の言葉は僕が小学校のマラソン大会の開会式で
校長先生から聞いた内容です。


「マラソンは苦しいものです。
 でも、次の電柱まで頑張ってみよう。
 何度もそんな気持ちを繰り返していたら、
 いつの間にかゴールにたどり着いているんです。」


上記は、瀬古利彦さんというマラソン選手が、
走っている時の心境を語った言葉です。


校長先生の話で、唯一僕の心が動き、記憶に残っている話でした。
(20年ほど昔の話なので、文言まではあやふやですが・・・)


長距離走って、嫌いな人多くないですか?
後に陸上部(短距離ですが)に入部した僕ですらも、
長距離を走るのが大嫌いでした。


走っている時は苦しいことばかりで、
見えないずっと先のゴールに向かって走っている間に、
「あ~、今リタイアしたら楽やなぁ・・・」
そんなことばかり考えていました。


でも瀬古選手の話を聞いてから、身近な目標を設定し、
ほんの少しだけ背伸びして挑戦するようになったんです。


長風呂が嫌いだった自分が、3分数えるまで風呂から
出ちゃダメと言われて、3分30秒頑張ってみたり。
計算ドリルを100問やるところを、120問やってみたり。
筋トレで腕立て100回を110回やってみたり。
(そんな小さいことばかりではないつもりですが・・・)


当時、何が小学生の自分に響いたのか全く分からなかったですが、
今考えると、この話には2つの学びがあったと思います。


1つ目は、目標を設定するためのポイントです。
目標は、具体的、かつ“ほんの少し”背伸びをすることが
重要であることを学んだと思います。


小さな目標を立てろって言ってるわけじゃないですよ?
大きな目標や夢も、しっかりとブレイクダウンして
アクションプランにすることが大切だということを
お伝えしたかったんです。


※夢をテーマにしたJWCベーシック編も、
 具体的なアクションプランに落としてはじめて、
 動き出すもんだと思っています。


2つ目は、逃げないことの重要性。
以前、仕事で出会った東海の製造業のエンジニアが
こんなことを言っていました。


「もう1回だけやってみよう。
 その1回で生まれた奇跡が何回あったか分からない」


途方もない研究開発に挑み続けた彼は、そうして、
トヨタにすら誇れる技術をカタチにしました。


これから先、就職活動よりももっと先、
苦しいことは山ほどあるかも知れません。
でも、そんな時だからこそ、苦しいと思った次の瞬間、
“ほんの少し”を頑張ってみて下さい。


気づけば毎日が、一瞬が、
自己新記録を更新するためのチャンスに
なっていると思います。


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「結婚」と「就職」の共通点

JWC実行委員会の五十嵐です。


今日はプライベートな話からテーマを持ってきます。



実は最近友人が結婚ラッシュです。

25歳での結婚は僕の中では早いと思うのですが、

生涯をともにする相手を見つけた友人たちを羨ましくも思います。


そんな事情もあり、

最近、恋愛と結婚は何が違うんだろうと考えていました。

すると就職活動と結婚は似ている気がしてきたので、

自分なりに考えていることをブログに書いてみたいと思います。


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『「結婚」と「就職」の共通点』



本当にプライベートな話になってしまいますが、

僕もこれまで何人かの人と恋愛をしてきました。


短かった恋愛もありますし、

数年間付き合った恋愛もありました。


しかし、まだ結婚する機会にはめぐり合っていません。


よく、「恋愛と結婚は違う」といいますが、

具体的な違いについて僕はよくわかっていませんでした。


人によっては、

結婚となると

「経済力が大切だ」とか、

「料理ができることが絶対条件」といいますが、

これも僕はしっくりきていませんでした。


そこで先日、自分の両親に話を聞いてみました。

「恋愛」と「結婚」の違いって何だとおもう?と


するとこんな答えが返ってきました。


「恋愛はお互いの方を向いていて、結婚は同じ方を向いているんじゃない?」と


僕はこの答えに、

「なるほど」と思いました。


恋愛はお互いの方を向き合っている。

だからこそ、

「可愛い」とか

「スタイルがいい」

「周りからの評判がいい」など

割と外見的なことも気になります。


でも、結婚は向きが変わる。

お互いのほうを向き合うのではなく、

二人で横に並び、同じほうを向く。


だからこそ、

「同じ目標を持つことができるか」

「同じ価値観で歩んでいけるか」

そんなことが大切になるのだと。



この話を聞いたとき、

職業柄、就職活動に置き換えていました。


就職は「恋愛」ではなく「結婚」に近いのではないでしょうか?

これから長い時間ともに歩んでいくパートナーを決める。


だからこそ、

「見た目」や「周りからの評価」ではなく、

「同じ目標を持つことができるか」

「その会社が目指す場所に共感できるか」が大切なのだと思います。


結婚と同じように、

万人にとっての「運命の相手」はいないと思います。

自分にとっての「運命の相手」を見つけてください。


僕も早くプライベートの運命の相手を見つけます(笑)








信頼関係を築くことが成果につながる

2回目の登場になります、JWC実行委員会の岩田です。



前回は「選択すること」をテーマにお話ししたのですが、

覚えていらっしゃいますか?


その中で私の前職が音響関係の会社だと紹介しました。
今回は前職での私の仕事へのこだわりを元に、

「信頼関係を築くことが成果につながる」

というテーマでお話したいと思います。


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まず私の前職がどういった仕事だったかを紹介します。
一言で言いますとライブハウスのPAオペレーターです。

音楽系のイベントやライブに行ったことがある人なら

なんとなくイメージがあるかも知れませんね。


客席の中央にドンと陣取って、

つまみやフェーダーを操作して、

観客に音を拡声して届けるお仕事です。


私が担当していたのは、

およそ400名規模のライブハウスで、

規模としては小規模でしたが、

若手の勢いのあるアーティストが

多数出演していたところで

年間約1500本のライブが行われていました。


そういった場所で毎日毎日バンドの音を拾い

お客さんに届けていたのですが、

ある日あるバンドが私に

「今日なんかイマイチだね、いつももっといい音なのに」
と言ってきました。


その言葉はPAオペレーターには非常に悔しく、

屈辱的な言葉なのです。


自分が良いと思う音を出しているのに、

精一杯良い音に創り変えているのに何が不満なんだ。

そんな思いで一杯でした。


そんなことがあってから、

いい音についてよく考える日々が続きました。


『いい音』高音から低音まで綺麗に

バランスよく出力されている状態。


パンフレットやカタログを見たら

こんな風に記載されているかも知れません。
しかし私の中でピンとこず

毎日モヤモヤした日々が続いたのです。


そんな中、私と仲の良いバンドが

久しぶりにライブを行いに来たのです。


ライブは盛り上がり、

私自身も納得のいく音が出力されていました。
そしてバンドからも

「やっぱりお前のPAは最高だね」

そんな言葉も貰うことが出来ました。


そこで考えたのです。

以前イマイチだと言われたバンドのPAと

今回のPAの差は何なのか?

作業ベースでは間違いなく同じことをやっているのだが

何がこんなに違うのだろうと。
そんな想いを仲の良いバンドに話したところ

こんな答えが返ってきたのです。


「信頼」


「どんな音が出ていても、お前なら俺たちにとっての

 最高の音を出してくれるという信頼だよ」


そこで私は気づいたのです。


イマイチだといわれたバンドは、

あまりコミュニケーションを取らず、

どんな音が出したいのか?

どんな想いでバンドをやっているのか?

そんなことも知らずに私がいい音だと思う音を

出していたことに。


それに比べ最高だねと言ったバンドとは

コミュニケーションを取り、

どんな音にしたいのか?

どんな想いを伝えたいのか?

を聞きバンドの理想の音を創っていたことに。


振り返れば今までは、

ろくにバンドとも話をせずに自分自身が

良いと思う音ばかりにこだわり、

その音を出して満足していたのですが、

本当に大切なのはそうではなかったのです。


バンドとの信頼関係を築き、

バンドが本当に出したい音はなんなのか、

もしくは伝えたいモノは何なのかを知り、

そのバンドの“想い”や“パワー”を伝えることが

大切だということに。


それ以来バンドとのコミュニケーションを大切にし、

『いい音』を出すことだけにこだわるのではなく

バンドの伝えたい『想いやパワー』にこだわった結果、

沢山のバンドからの信頼を得ることが出来ました。


イマイチだねと私に言ったバンドも私を認めてくれ、

一緒にツアーに出ようという話も持ち上がるほどでした。


お互いのスケジュールの都合もあり

一緒にツアーを回ることは出来ませんでしたが、

今でも近くに来ると連絡をくれるそんな関係です。


こんな関係を築けたのも本当に大切なものは何かを考え

それに「こだわり続けた」」ことだと思っています。


時には間違っているのではないかと

不安になるときもありますが、
自分を信じてこだわり続けてください。


きっと自分自身納得のいくものが見つかるはずですから。