「マダム」小澤さんと「ワラジン」木ノ下さんだった。
二人ともムードメーカー的に、ずっと旅を盛り上げてくれてたので、
本当にさびしかった。
二人のいない帰りのバスは、なんだか余計に広く感じた。
クイズを終え、ひとまず全員でホテルに戻り、
コインランドリーで洗濯を済ませる。
少なくとも僕は、そもそも長丁場の旅なんて考えていなかったので、
荷物も少なかったし、この時点で日本を出てから一週間。
そりゃあ、洗濯もするってもんです。
しかし、外国の洗濯機は勝手がわからん。
ちょっとした悪戦苦闘をしながら、何とか洗濯を終え、
ダウンタウンに向かう。
サンフランシスコのダウンタウンを走る名物のケーブルカーに乗って。
↓これね。
![$The sky is the limit](https://stat.ameba.jp/user_images/20130503/01/j-underson/72/b8/j/t02200165_0360027012523056543.jpg?caw=800)
でまぁ、前にこれをTVで見たことがあって、
まさにこの写真のような乗り方をしていたわけだ、19歳の僕は。
で、車内がどんどんどんどん混み出し、ついに足の踏み場をなくしてしまったところで
事件発生。
詳しくは言いませんが(笑)、20年経った今でも言われるので、若干うんざりな事件。
海外って、色々あるよね。
街を散策した当時の僕は、いたくこの街を気に入ったらしく(もちろん、今でも好きだが)、
もっと先に、また戻ってくると日記に書いていた。
それを書いたこと自体は忘れていたのだけど、
実際にこの数年後、僕は再びサンフランシスコを訪れる。
ゴールデンゲートブリッジを渡り、当時のクイズ会場を見て、
ケーブルカーにリベンジ(笑)して、ダウンタウンを心行くまで散策した。
また行きたいなー。
この日の同室は荒井くんだった。
翌日がゆっくりだったため、かなり夜中まで話し込んだっけ。
何を話したのかは今ではもう思い出せないけど、
ほぼ徹夜で語り合った夜のことは、二人とも良い思い出として、残っている。
今でも「あの時、無駄に長話したよねー」って笑い合っているよ。