70年談話。
首相として、
かなり良いことを言ったのに、
周りからケチをつけられて、
それはそれで納得いかないところもありますが、
首相の本音を強く隠しているところを感じさせるのも事実
しかし本音と思わせるキーワードがいくつか
感じさせました。
一番気になったのは、
「法の支配を重んじ…」の表現。
法を強行採決で作ってきたのは、
支配をするためなんだね。
まぁ法治国家とはそういう意味なんだけど、
法の支配という表現が気にかかりました。
つまり、
首相の本音は
支配したい
ということなんでしょう。
あと世界をリードしていくという表現。
未来へと引き渡す責任
更なる繁栄を牽引
そういう一部一部をみても、
俺に従えっていう感じが出ている。
わたしなら、
リードする
引き渡す
引率する
なんて表現は
決して使いません
引き渡すって、
どういうときに使う??
危険な香りのする権力者です
なんとなくだけど
戦争したのも戦争に負けたのも、
周辺国に嫌な思いをさせたのも
私じゃないと。私は関係ない。と。
でも、日本国首相として
仕方なく言っているんだ。
というような感じがある。
だから、談話の発表は、
周辺国に言うとおり、
「首相個人の直接のお詫びはない」という指摘は
当然のことながらあるわけない
まぁ、国家の代表として発表しているんだから、
国としてのお詫びにしとけばいいんじゃないくらいの考えでしょう。
村山元首相の
「長々と言葉に十分配慮しながら、
随分、苦労して作った文章だな
という印象を受けた」と語ったこと。
私も同感なところがあります。
だって言いたくないのに、
無理して苦労して作ったという印象
ありすぎ。
もう少しやりようがあると思います。