『 やまが復刻紅茶 』 | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。


日本の紅茶のルーツは・・・

 

山鹿(やまが)にあり!


知らなんだぁ。

熊本の県北にある山鹿市は我がふる里。
その最北、福岡県との県境に位置する鹿北町の岳間(たけま)へ。

お隣の八女茶は有名ですが、このあたりも昔からお茶の栽培が盛んな所で

製茶工場や販売所がいくつもあります。

この日訪れたのは、この岳間地区で製茶業を営む「藤本製茶」さん。

 




いやぁ、ナビを使っても迷った山間地、やっと辿り着きました。(゜д゜;)
 

 

 

 


 




平成15年、「日本の紅茶のルーツは山鹿にあり」という鹿北町史の史実を知り

先人が苦労の末作ったという紅茶をぜひ復活させたいと “復刻” に取り組まれたのが

この藤本製茶三代目のご主人。
 

 


 




いただいた冊子からその歴史をちょっとご紹介!

 


明治8年(1875年)、政府が日本で初めての紅茶伝習所を山鹿町(現・山鹿市山鹿)に設置し

紅茶の歴史の第一歩が記されました。

政府は良質なお茶が採れるこの地で紅茶を製造し、輸出による富国を目指したのです。

中国人教師2名と生徒20名で紅茶の試作が進められ、3年後にはここ岳間に移転。

明治10年(1877年)から本格的にスタートした紅茶の生産は順調に伸び、やがて本場・イギリスへ輸出。ロシアへの輸出も本格化されるようになりました。

こうして“肥後紅茶”の知名度が上がり、全国から注文が届く銘茶に成長していきました。
しかし、日露戦争をきっかけに輸出に歯止めがかかり、生産も減少。

昭和35年以降には生産が途絶えてしまったのです。

そんな伝統の紅茶をもう一度味わってほしいと、5年の年月を掛けて復刻されたのが

やまが紅茶。

渋みが少なくてまろやかなおいしさを引き出した、ストレートで味わえる良質な紅茶です。

 

 

 


生姜紅茶も。

 

 

 


 

 

今では、他のお茶屋さんでも紅茶づくりに取り組んでおられ

お店それぞれの味を楽しむことができるそうです。

この日は、お出掛けからちょうど戻られた奥さまが対応してくださいました。


ありがとうございました。


機会があれば この “やまが復刻紅茶”

ぜひ一度味わってみてくださいまし。

 

 

 

 




ばってん、世界的に有名紅茶とくらべたらいかんよ。(^_^;)

 

 

 

 

 


本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

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