上江津湖さるく!
最後は「芭蕉苑(ばしょうえん)」です。
(※テーマのひとつ ″さるく″とは、九州の方言でぶらぶら歩き回るという意)
前回の「スイゼンジノリ発生地」からさらに遊歩道を進んで行くと
左手に「水前寺成趣園(公園)」 からの流れをくむ清流に出会います。
水のせせらぎが涼感を誘う。
川沿いの歩道を挟んで右手には大人の背丈よりも高い芭蕉の原生林があります。
「芭蕉苑」です。
すぐ近くに市電やバスが走っている市街地の中にありながら
一歩入った裏通りのようなほっとする静けさと清流の爽やかさを体感できる
まさしく街中のオアシスです。
▼ 下の図のAゾーンの青い矢印のところ。
県立図書館・近代文学館の裏手からも出入りができるようになっています。
芭蕉はバショウ科の常緑多年草で木の仲間ではなく
大形の草植物。葉からセンイをとり、布やロープをつくります。
高校の生徒さんたちが何やら学習中のようです。
また、この江津湖周辺には熊本近代文学館も隣接してあることから
文学碑も多く建っています。
▼ 夏目漱石・・・「ふるい寄せて 白魚崩れん 許りなり」
▼ 中村汀女・・・「とどまれば あたりにふゆる 蜻蛉かな」
▼高浜虚子・・・「縦横に 水のながれや 芭蕉林」
句碑は読むのも意味も難しかとです。(;^_^A
上江津湖湧水郡が多いこのあたりは
くまもとホタルの里百選にも指定されており「江津湖ホタルの里」 として
特に今の時季は 夜 多くのホタルの幻想的な光をたのしむことができます。
上江津湖編はこれにて一応しみゃ!(おわり)。
いつか機会をみて″下江津湖さるく″もやってみたいとおもうとります。
本日は以上です。
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小さいから楽しいホテルの経営