会うためにそのままホテル日航福岡に泊まりました。
翌日帰り途に、大宰府を通りかかったとき、ふと、
さだまさしさんの「飛梅」という歌を想い出し、
それで大宰府天満宮に立ち寄ってみました。

やはり、中国・韓国からの観光団は多いですね。

梅は中国からの渡来木です。
中国では年が明けて最初に咲く花ということで、
「百花初見」とか「百花元始」と呼ばれるそうです。
ですから、わが国では旧正月の頃、すなわち2月上旬から
3月上旬が見ごろということになります。
大宰府天満宮の梅は「献梅」といって、全国各地より
天神さまに献げられたものですから、約200種類という
品種があるそうです。
極早咲きー早咲きー本咲きー遅咲きー極遅咲きがありますので、
1~3月中旬まで梅の花を楽しめるのです。
それで、だいたい例年、ご本殿前の「飛梅」が1月下旬から
2月上旬に咲き始めます。今年は寒い日が多かったので、少し
遅いようです。
咲いている木はこんな感じです。まだ全体的にこれからですね。


で、さださんの、ここを舞台に歌った「飛梅」ですが、
知っている人、この曲におもいでがある人は必ず、飛梅の前で
写真を撮り、お石の茶屋で梅が枝餅を食べるのです(‐^▽^‐)
日本語の味ある表現、そして美しさを教えてくれる曲でも
あります。
「東風」
これを「ひがしかぜ」と読んだときは「吹けば」、
しかし、「こち」と読んだら「吹かば」と続くのです。
東風(こち)吹かば、匂いおこせよ 梅の花
主(あるじ)なしとて 春な忘れそ。
君をおもう気持ちは、どんなに離れていても変わりはしない!
♪ 来年もふたりで来れるといいのにねと、
・・・・ボクの声に君は応えられなかった・・・♪
♪ あなたがもしも遠くへ行ってしまったら
・・・・私も一夜で飛んでゆくと云った・・・♪
忘れたのかい ~ 飛 梅 ~ ♪
女心・・・??? ・・・来年はなかった。
なんとも美しく切ない、心打つ名曲です。
ひとこと : 心字池を一緒に渡ると・・・
(渡らなくても)・・・やっぱり別れてしまいます。
遠い昔の淡いボクのおもいで・・だ!(ノ_-。)
それでは聴いてくださいまし! さだまさし『 飛梅 』