華アワセ 唐紅／うつつ編 うつつ√感想
４作もあるのに今作でしか攻略できない貴重な彼です
しかもこれは…一人で二人美味しい的な…！？
迷うな～♪♬
キュートないめ君 ←※反転
ダークなうつつさん
どっちが好きなのー？(どっちも好きいいいい)
CVは杉山紀彰さんでーす！
以下からはネタバレ有感想です
未プレイの方は回避して下さいませ！
他キャラ√と同じく
唐紅の魂探しの期間限定パートナーを決めたいみことでしたが
この世界はどこかが違っていました！
これまでに起きた出来事を誰も覚えておらず
肝心の唐紅も生きていました！
みことは桜花組で唐紅のパートナーだったはずなのに
４月19日 鬼札の儀式で選ばれたのはうつつ
二人は口付けの儀式も終えて、正式なパートナーになっているというのです
これはどうやら他の世界線に来てしまったのだとみことは考えます
今まで積み上げてきた関係がリセットされていて
本当の自分を誰も知らない環境に みことは孤独を感じます
そんな中でうつつはいつも寄り添ってくれて
みことのことだけを考えて
盲目的に大切に扱ってくれます
うつつは他の五光と異なり
華詠ではなく
≪祈り子≫でした
祈り子は循環させる水を与えることができず
食事もしない、体温もない、感情もない
人ならざるものでした
うつろひが出た際は
うつつが祈りの歌を捧げると
蒼い蝶が現れ 命の螺旋に連れて逝きます
命の螺旋とは輪廻転生で、また新たな命を得ることができます
それを知ったみことはうつつのことを
魔法使いのようだと言います
うつろひで苦しんでいた人が、人間に戻れて、更に新しい命を得ることができるだなんて
人を幸せにする魔法が使えるすごい人だと感嘆し
誤解されているけど優しいうつつのことや
不安ばかりだったこの世界のことを
もっと知っていこうと決意します
祈り子は≪ケ≫と呼ばれる悪霊のような穢れを出してしまい
それに触れると命を奪われるため
うつつは名前を出すのも憚れるほどに
学園では恐怖の存在でした
自分が触れることでみことが穢れたらどうしようと怖がって距離を置いていたうつつでしたが
触れても大丈夫、触れることを怖がらないでほしいと みことに言われ
それがみこの願いなら…と徐々にみことの前に姿を現し
手に触れたり 抱き締めたり 関係が深まっていきます
丑家の掟で祈り子にならざるをえなかったうつつは
忌み嫌われる存在として扱われて
人との接触を避けてきたので
みこととの時間は初めての連続でした
みこともまた、うつつの存在を恋愛感情として意識するようになりますが
うつつが大切にしているみことは
本来は自分ではなく、儀式で口付けをしたのも別のみことですから
うつつの相手は自分じゃない。
彼にはもう一人の私、ちゃんとした想い人がいるのだから
私はもとの世界に帰って唐紅を救わなければならないと
自分に言い聞かせます
みこはみこ。俺が好きなのは、君だけ。
好きと言われても素直に受け取ることができません…
うつつさんが好きなのは私じゃない
この世界の私がいた日に何があったのかを突き止めれば
あなたの巫女を戻せるかもしれません
そんなことを言われてもみことを好きな気持ちを抑えられないうつつ
好きの気持ちで溢れて苦しくなるくらいみことのことでいっぱいで
この気持ちを持ってはいけないのに、駄目なのに 熱を止めることができません
百歳が企画した、みこととうつつの記念パーティの夜
いつもはフードで顔を隠しているうつつの綺麗な顔が明らかになり
女子生徒に取り囲まれちゃいます！
男子生徒はみことに群がります
見ていられないうつつはみことの手を取って走り出し
温室にて 二人きりになったところで
うつつは我慢していた自分の想いを告白し口付けます♡
二人が結ばれて物語は最高潮！
かと思いきや急降下です
みことを想う気持ちを抑えられなくて生んでしまったもの
それは≪咎≫でした
祈り子になる際に命を≪ケ≫に捧げたのに
あってはいけない感情
人間を≪好き≫になってはいけなかったのに
誰かと≪生きたい≫と願うのは赦されない禁忌だったのに
それを犯してしまったうつつは≪咎≫を生んでしまったのです
祈り子は願いをかなえる代償として相応のものを失います
うつつが願ってしまったのは みことと生きたいという感情
祈り子を止めたいと
既に人ではないうつつが≪自分の生≫を望んでしまったために
代りに≪他の人間の生≫が犠牲になってしまいます
無数の光の矢が出現し
うつつの生の代償として
華園の生徒が襲われてしまう為
異変に気が付いた唐紅がうつつを殺しにきます
うつつを殺されたくないが
誰も犠牲になってほしくない
みことの心に聞こえてきた歌を唱えると
光の矢はみこと一点に集中し
矢に撃たれてみことは亡くなります
みことの犠牲によって
うつつの咎は消えましたが
うつつは祈り子として禁忌である≪流転の唄≫と唱えます
『俺は君を救うために“心”を代償にする。俺は幸せを求めない。幸せにならない。きっとこれは大きな願いがかなう言葉』
そして、もうひとつ願ったのは
みことは誰とも結ばれず
とくに唐紅とは結ばれない。絶対に赦さない。
みことを救うために自分の心と、
沢山の命を奪ってしまいました
次にみことが目を覚ますと病室内で
そこは元いた世界でした
眠っていた唐紅が目を覚ましますが
中身は 前の世界の唐紅ではなく
４月の世界の唐紅が入っていました
これまでに起きた状況を説明し
うつつが禁忌を犯した世界を救うために
二人は『カラクリ咎』を使います
カラクリ咎：輪廻の欠片のようなものがしまい込まれており、≪流転の咎≫が収められている。
カラクリ咎を使えば
これまでに起きてきた咎を破壊し
その時に起きたツキを夢や現に変え
運命を切り開くことが可能です
このアイテムを使えるのは
世界を変える程の力を持つとされている泉姫だけ
みことは本当の力を解放し、運命の咎を泉姫の力で破壊する為に咎の世界へ向かいました！
向かった先で出会ったのはもう一人のうつつ
みことが恋をした相手とは別で
みことの夢の中にいたうつつでした
“生”と"死”が交差する時にだけ、出会える”夢”の住人のうつつ
目が覚めると忘れてしまう存在でしたが
彼を思い出したことで
うつつは“夢”から“現”に戻ることができ
狂った祈り子になってしまったうつつを助けに行く協力をしてくれます
カラクリ咎を使ってどんどん咎を破壊し
流転の咎を使ってしまった狂ったうつつに再会します
心を失い、生き物の命を奪うだけの存在になってしまったうつつと
華アワセを行い討伐し、浄化に成功します！
この世界は終わらせて
無にすることでうつつが救われます
無とは消滅。運命の終わりです
うつつは 祈り子をやめるというみこととの約束のために無を選び
咎の消滅とともにこの世界が終わり
破壊された運命はなかったことになりました
みことはカラクリ咎で前の世界に戻ろうとしましたが
役目を終えたカラクリ咎はなくなっており
どこからか聞こえる男の子の声に導かれ
二人はツキの力を信じて
目を閉じて
たどり着く世界を間違えないように
ふたりの再会を
新たな世界で
もう一度出会える世界を願います
そして
高校生になったみこと
クラスの転校生として来たうつつと再会し
記憶を保持していた二人は
新たな世界で結ばれたのでした～！！
◇終◇
速足で端折りまくりなので
もし未プレイの方が読んで下さったら
ほ～ん？かもしれませんが
めっちゃシナリオ良かった
正直シナリオはうつつ√のが良かったと思いました！！
唐紅／うつつ編って謳うだけあるわ！！！笑
今作初登場のうつつの方がメインになってしまうのはどうなんだ
最高だったけど！！←悔しいけどいい男だった
くれなゐ様が他作品だと必ず死ぬのは
うつつのかけた呪いの効果だったんですね…。
うつつもみことが幼少期の頃から関わっていて
祈り子になると心無くしてしまうのですが
唯一覚えていられるのが巫女の存在なんですよね
それで泉姫候補、巫女であるみことの事だけは特別に覚えていられて
最初はそれだけだったのに
どんどんどんどん知らない感情を覚えていって
みこ…みこ好き。大好き。になっちゃううつつ最高でした
言葉足らずな片言なんですけど
みことちゃんへの「みこ」呼びも
好きが溢れて嬉しそうにしているのも
胸が苦しいけどどうしたらいいかわからなくて戸惑っているのも
全部かわいくて ときめき大放出√でした
みことを救うためなら手段を選ばず
自分が人じゃなくなるとしても
周りの全てが犠牲になるとしても
彼女だけがいればいいというのもいいですよね！！
今作の運命男かと思いました。(いろはが残っているのに)
みことだけを大切にできるかどうかが
くれなゐ様との違いで美味しかったです♡
くれなゐ様は常識人で優しい人だから
みことだけの為に世界は滅ぼせないと思うんですよね。そこもまた くれなゐ様の惚れるとこなんですけど♡
狂ってしまったうつつが
心を無くして自我を失っているのに
みことからもらったシロツメ草を探して
自分が世界の生を吸い取ってしまったから
シロツメ草がない、みことにあげられるものが無いと
泣いているシーンで私も泣きました(´；ω；`)
うつつ√がめちゃくちゃ良くて
シナリオとしても
キャラとしても刺さりました～♡
こんなに最高なのに
どうして最後に
BADオンリーいろは√をやらなきゃならんのか
※攻略制限
うつつ√では
いめ君が出てこなくて
いや うつつが存在しているから仕方ないんですけど
いめ君はあれで本当に最後なの！？と苦々しい気持ちになりました…
唐紅編単体で出した後に
いめ／うつつ編にして
それぞれのハピエンを読ませてもらいたかったです
それでは
お付き合い頂きまして
ありがとうございました！
乱文駄文 失礼致しました！