10月1日。
それはオイラのリフレッシュ休暇の始まりの日。
そして…、



納車の日。車




13年振りに迎える納車なんで緊張しちゃう感じだけど、それにしてもリフレッシュの初日に納車って~のは忙しい。
なんせ…、





受け取ったらすぐ長野に走らないといけないからねぇ~~。

(>▽<;; アセアセ




できれば一日くらいゆっくりしたいところだし、そもそも慣れない車で高速を走るのは危険極まりない気もするんだけど、まあ、
-前の車よりちっちゃいからなんとかなるだろう。-
って感じで予定を詰込んじゃったんだよね。
で、当日。
朝は9時ちょい過ぎ頃に出発したわけだけど…、





う~ん、この車も惜しい!!!

(>▽<;;




前回も書いたけど、店につくまでは、高速を快調に飛ばすプリメーラを勿体無く思う気持ちが強かった。
で、店についてみれば…、

9時40分。

予定は10時なので、
-ちょっと早目に行って…。-
なんて思っていたわけだけど、道から覗いたら皆さん朝礼の真っ最中。
-こりゃ、今行ったら迷惑だよな。-
と思ったので、15分真っ直ぐ進んで、15分戻ってくる作戦で、暫しドライブ。
ハイパーCVT-M6のシーケンシャルシフトを楽しめるのもこれが最後、ってことで、敢えてマニュアルモードで運転したりして、行き着いたコンビニでUターン。
その時撮った写真が…、




強欲と退廃と戯言のロンド
オイラのカミノの最後の一枚になりました。




で、10時10分くらいにホンダのお店に着いたら、そのまま店の中へ。
ETCを載せ換えてもらう作業があったんだけど、
「ETCを先に作業した方が効率がいいので、それからナビをつけます。」
みたいな話になって、
-おいおい、時間どれくらいかかるんだよ。-
と思ったりもしましたが、任意保険をホンダの保険に乗り換えたりしていたら、問題なく、オイラが帰る時には、店の駐車場に車が出てました。
(そうそう。保険を切り替えたら、46000円/年だったものが、40000万円/年に下がりましたよぉ。免責0%、車両保険160万円です。)
ちなみに…、



「あれ?フィットの13GスマセレってETCついてなかった?」

( ̄∇ ̄; アリャ?



という、自動車ツウの方もおられると思うので説明しておくと、13Gスマセレにはちゃんと標準でETCがついてます。
ただね。
オイラの積んでたETCが…、









強欲と退廃と戯言のロンド

キティちゃんの奴なので載せ換えてもらったんですよ。

o(^▽^)o






で、こう書くと、
「なんでオマエみてぇ~なオッサンがキティーちゃんのETCなんか積んでだよ!!!」パンチ!
って思う人もいると思うんだけど、高速1000円になった直後の頃って、ETCが品薄だったじゃん?
オレも色々な店回ったんだけど、ETCがなくて、
「一ヶ月待ちです。」
なぁ~んて言われまくってたんだけど、たまたま馴染みのディーラーに連絡したら、
「2台だけあります。」
との答え。
「じゃあ買う!取っておいて。」
オレは空かさず言ったわけだけど、
「でも、高いですよ。」
「いくらくらい?」
「3万2千円です。」
「う~~ん。」
ここでオレも少し考えた。
でもまあ…、
-これで帰る時にすぐ2千浮くし、どうせもう安いタイプのETCなんて出てこないし、分割にすれば1万円は戻ってくるし…。-
って~んで、
「いいです!それでいいです!!」
と答えたわけだけど、ディーラーの人は申し訳なさそうに、
「でも、キティーちゃんのですよ。」
と二の句をついできやがった。
「キティーちゃん?!?!」
さすがに、これにはオレも、さっきより考える時間を要したよ。
でもまあ、
-どうせ、なに使ったって同じなんだから、いいや。-
と思ったので、結局、キティーちゃんのETCをつけたってわけ。
特に出かける予定はなくても、ちょっとでも早くつけた方が、割引を受けられるチャンスが増えるわけだしね。
すると、だ。
このキティーちゃんETCがしゃべるしゃべる。
最初の内は、
-いちいちうるせぇなぁ~。-
と思っていたわけだけど、最近じゃ、
「どこに行くのぉ?」ラブラブ
とか
「シートベルトしめてるぅ~?」音譜
とか
「料金は○○○円、だよおッ。」合格
とか、言ってもらえないと、一抹の寂しさを感じる自分を発見するに至ったとわけさ。
独居老人の悲しい性って奴ですかね。(笑)
そんなわけで、わざわざ5千円程の工賃を払ってまで、ETCを乗せ換えたわけです。
で、いよいよ、オイラの車とご対面ぇぇ~~~ん、なわけだけど…、




あれ?







あれれ?











あれれれ?










なぁ~んか、思ったのと違って…、











強欲と退廃と戯言のロンド

強欲と退廃と戯言のロンド

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強欲と退廃と戯言のロンド

格好悪くない?!

ヾ(゚0゚*)ノアレアレー?





いや、前から見た感じはいいと思うんだけど、なぁ~んか、横と後ろが間抜けな感じ。
(よって、あだ名は、「ぶ~フィット」に決まりました。「ぶさいくフィット」の略です。)
とは言え、今更、
「いらない!」
( ̄  ̄ )ノ” ⌒* ポイッ!

とも言えないので、乗って帰る事にしました。(苦笑)
予め用意しておいたSDカードをナビに入れ、音楽を流し始めると音がいいので、それは救いって感じでしたね。
で、車の操作を一通り教えてもらって(特に給油口周りはちゃんと聞いておかないと、ガソリンスタンドで困るよ。ウチのは、レバーで開けるわけじゃないからね。)、いざ出発。
でも、
-そうそう、その前に。-
ってことで、
「ガソリンは10リットルだけしか入ってないですかぁ?」
と聞いたら、
「10リットルですね。」
とのお答え。
なので、
「甲府まで持ちますよね?」
と聞いたら、
「大丈夫ですよ!!!フィットですよ!!!東京までだって行けちゃいますよ!!!」メラメラ
とお店の人が力説していたので、燃費はよさそうです。
そんなこんなで…、

縁石に車をこすらないように、そろりそろりとお店をスタート。

そしてここからいきなり高速に乗って甲府を目指したわけですけど、まっ、乗り心地がどうだとか、いうのはこの時はあまり感じることができなくて、
「ん?あれはどこだ??」
とか、
「ん?これはどうするんだ??」
「あれ?シート位置合わなくね?」
「つーか、ハンドル下げるレバーどこだよ。」
みたいなことばかりが頭を過ぎってましたね。
そして、なんとかかんとか甲府到着&我が家到着。
休む間もなく、荷物を車に積んで、実家へと向かったのでありました。



あれから、早、二ヶ月…。



と、いうわけで…、
それでは、皆様お待ちかね(?)のFIT13Gスマートセレクションのオレなりのインプレッションをお送りいたしましょう。
ちなみに、比較対称は、オレの前の車、プリメーラカミノワゴン(2000CC)と、実家のジュークRX(1500CC)。
後、今回試乗した各車などです。
フィットの走行距離は約1350km。
各項目の採点は☆の数でしてあります。
5コが最高、3コが普通です。

詳しい諸元は、http://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/spec/  で見て下さい。




<積載能力>
★★★★★(5)


そもそもこれを期待して買ったわけですが、試乗車を見たのと実車との違いが小さい部分だけあって、予定通り。
凄く積載能力が高くて助かってます。
ちなみに、雑誌やWEBのインプレッションで、荷室の中を見ることはあると思うけど、実際、荷物を積んだ状態ってあんまりみたことがないと思うので、


強欲と退廃と戯言のロンド

強欲と退廃と戯言のロンド
サービスショット!!!




「きたねぇなぁ~。」
とか言わないでね。
恥を忍んで出してるんだから。
ちなみに、上は行きの状態。
下は帰りの状態。
上では、ボストンバック、ゴルフバック、スポーツバック、ナップサック、空気清浄機などなど
下では、ゴルフバック、ボストンバック、スポーツバック、りんご箱、引越し用ダンボール、ナップサック、米10kgなどなど
結構荷物乗ってるでしょう?
後部座席を跳ね上げる機構も、


強欲と退廃と戯言のロンド

こんな感じでお役に立つので、積載能力については、文句なしです。
このクラスの他社車と比較しても、まず比肩する車はありません。





<動力性能>
★★★★☆(4)


1300ccのエンジンって聞くと、
「おいおい、そんな小排気量のエンジンで大丈夫かよ?」
って思う人も多いと思いますが、性能的にはビックリする程、必要十分です。

加速も、トルクフルではないですがしっとりと滑らかで、最近、オレの中で流行ってる言い方で言うと、120kmくらいまでなら、
「ヌルッ」
と加速します、って感じです。

「サービスショット」の写真の状態で走ってます。)
そりゃあ、確かに、高速で前が詰まってて、ある程度スピードが落ちた状態から、右車線に出て加速しようとすると、以前と比べてまったりする感は否めませんが、それは比べてる相手が2000cc+ギア比でトルクを稼げるプリメーラカミノワゴンだから、しょうがないでしょう。
別に、かったるくてやってられない、って程ではなくて、あくまで比較すれば「劣る」ってだけの話です。
3人乗車でゴルフにも行きましたが、山道でも
「がんばれ~~~!!!」
って声を出しながら登っていく場面なんて全然ありませんでした。
むしろ、多少坂になってるくらいの道なら、気がつきゃ80km、

-おっとっと。-

みたいな場合の方が圧倒的に多いです。
普通に乗ってる限り、この車のエンジンを全開走行する機会は、ないと思いますよん。





<燃費>
★★★★★(5)


満タン給油時で距離計を0にして、次回給油時に入ったガソリン量と距離計の数字を用いて算出した数字で、「15.1」km/lと「17.9」km/lです。
(E-COMは常にオフ。)
15.1の時は、おろしたて+高速+街乗り。
17.9の時は高速主体ですが、下道も100kn程走ってます。
これをいいと評価するか悪いと評価するかは、人それぞなんでしょうが、とある雑誌の企画でスカイアクティブデミオの街乗り燃費が約15kmと出ていたことを考えれば、個人的には十分満足できる数字です。
(ちなみに、前車プリメーラは平均で9~10kmでした。)
正直、最初は1500ccのタイプのフィットを買うつもりだったのですが、あれだけパワーのあるエンジンでこの燃費ってことを考えると、1300ccで本当によかったと思ってます。
ちなみに、ハイブリッドだと30km/lの燃費が出るそうですが、年間走行距離5000km、ガソリン代150円/lとして考えると、その差は年間約25000円。
仮に、ホンダのハイブリッドシステムが充電池の交換が必要ない(プリウスだと電池交換に20~30万/3年かかるって聞いてる)ものだと仮定しても、およそ30万円の価格差を埋めるのに、12年かかります。
年間1万kmの走行でも、価格差を埋めるのに6年かかるわけですから、個人的には、正直、燃費の経済性だけを根拠にハイブリッドを選ぶのは、どうか、と思う次第です。





<走行安定性>
★★★★☆(4)


安定してます。
高速を120kmで走っても、全く怖さを感じませんし、ガタツキや振動もないです。
山道にも何度か持って行ってみましたけど、きつめのカーブにそこそこの速度で飛び込んでも、綺麗に回ってくれます。
以前のプリメーラより重心は高いはずなんだけど、クルンクルン回ってくれるので、カーブがキツければキツい程、プリメーラより安定してるような気がします。
(プリメーラワゴンは長かったのと、ハンドルが重かったのとで、少々オーバーに言うと、「どりゃぁ~~!」って叫びながら曲げてる感じでした。)
但し…、
上下の挙動変化には、イマイチついていけてない感じがあります。
おそらく重心が高いのと、車体が軽いせいだと思うんですけど、長い坂を下ってくると、なんかフワフワした感じで、足がどこに設置してるのか、分からなくなる時があるんですよねぇ~。
段差があって跳ねると、バタつくし。
あと、やっぱハンドルが軽いのが、大きなマイナスポイント。
オレは、交差点を曲がる時は、ハンドルを切ったら、手を離して、後、惰性で直進状態に戻るのを待つって感じで曲がるんだけど、この車の場合、それをやると戻り過ぎちゃって、フラッフラになるんだよねぇ~~。
ま、ちゃんと手で戻せ、って話なんだけど…。(笑)
ちなみに…、
ハイブリッド車は、後方に電池を乗せている関係上、左右の走行安定性もイマイチらしいです。
最初からVSAをつけるつもりならともかく、そうでないなら、試乗で十分に乗り比べて見て下さいね。





<運転のし易さ>
★★★★☆(4)


とにかく何がいいって、視界が広い!

o(^▽^)o
フィットの特徴の一つと言っていい三角窓もいい仕事をしてて、実家に帰る度、ジューク乗ってる親に、
「この車はホント見やすくていいよね。交換しよう!」
って言われます。
確かに、キューブにしろジュークにしろ、Aピラーの辺の視界がメチャクチャ悪いですから、それに比べると、フィットのそれは素晴らしいです。
オーソドックスなシート位置なので、後ろの視界も良好ですし、シートの着座点も高いので、左右の幅の見切りも比較的容易です。
前の見切りは、正直、分かり難いですけど、まあ、ぶつけるつもりで突っ込まない限り当たることはないです。
後、散々文句を言ってるハンドルの軽さも、こと車庫入れやUターンの際は、運転のし易さに一役買ってます。
と、言うわけで、本当なら★5つつけたいところなんですが、大問題が一つ。
それが、
「フロントガラスへのダッシューボード部の映り込み。」
これがどういうわけかフィットはひどい。
どのくらいひどいかって言うと、光線の加減によっては、油膜ギラギラで雨の夜に走ってる方がまだマシだと思えるくらい、映り込んじゃうんだよな。
しかも、計器類をカバーしてる部分になぜか余分なモールドがあるもんだから、心霊写真でいうところの、


強欲と退廃と戯言のロンド

「おわかり頂けるだろうか………、はっきりと映っている!!!」

くらいの勢いで視界に飛び込んで来るのさ。
こればっかりは、他がどんなによくても、辟易せざるを得ない問題点なので、ホンダの方がもし万が一これを見てたなら、新型を作る際には、ぜひとも改善して頂きたいと思います。
後、ナビの取り付け位置のせいで、ナビが斜め上を向いているのも、影響を受ける場面は少ないものの、マイナスポイント。
陽が差し込んだお陰で、ナビ画面の半分が見えなくなった時には、
「なんでナビの画面が直角じゃないんだよぉ~~~。」
と叫んじまったよ。
よって、★は4つに留めておきまぁ~す。




<乗り心地>
★★★☆☆(3)


室内の静粛性は高く、ホンダの営業さん曰く
「エンジン音は大き目だ。」
と言っていたものの、個人的には、ジュークやプリメーラワゴンと比べても全然静かで、会話も普通にしゃべれば十分に事足りるのは高評価。
(まあ、ジュークはわざとああいう味付けになってるんだと、オレは思ってるけど。)
但し、ロードノイズは相当に拾うので、この部分では注意が必要です。
特に、高速にたまにある、コンクリートに石が埋まってるような路面では、ステレオの音が鳴ってるのかどうかさえわからない程、ノイズが発生しちゃいます。
もっとも、相当の高級車でない限り、あの路面ではノイズは出ると思うので、それがどうしても嫌だ、ということになれば、300万以上の車を買ってもらうしかないわけで、そーゆー意味では、値段の割りには、よく静粛性が確保された車だとは思うけど、やっぱ気にはなりますね。
後…、
これはかなり個人的感想が入ってる部分ではあるんだけど、シートの座り心地がイマイチどころか、イマサンくらい悪い。
o(´д`)oァーゥー

人間工学に基づいた…って話で、かなり独創的な形をしてるんだけど、どうにも体にフィットしないんだよなぁ~~~。
(名前はフィットなのに…。)
因果関係はないと思うんだけど、腰痛も再発したし。(笑)
しかもね、座面がかなり柔らかい。
上の走行安定性の部分で、「乗り心地がフワフワする」って苦情を書いたけど、その原因の一部は、実はシートにもあるんじゃないか、とも、オレは思ってたりするんだよねぇ~。
要は、車体が揺れるのとは別の揺れ方(あるいは、それにプラスした揺れ方)をシートがするので、乗ってる俺が、フワフワに感じるんじゃないか?と…、まあ、これも根拠はないんだけど。
そーゆー意味では、プリメーラカミノワゴンの何の変哲もない半バケみたいなシートの方が、オレはよっぽどよかったし、アレが、
「高い車だから。」
というのであれば、この間代車で借りたライフのシートでもいいぞ、ってくらい、フィットのシートはオレには合わない。
と、言うわけで、今は、JRの通販に乗ってるサポートクッションを買うかどうかで迷ってる始末。
(でも、あれ高いんだよなぁ~。いっそシートごと取り替えちゃおうか?)
ただこればっかりは、その人の好みの問題もあるので、人によっては、
「ジャストフィット!」
って人もいるであろうことは、一応、ホンダさんの名誉のために書き足しておきます。




<CVTマナー>
★★☆☆☆(2)


この度、プリメーラカミノワゴンからフィットに乗り替えて、色々な意味で
「この10年の車の進歩」
って奴を実感することが多いわけだけど、事、CVTの制御に関しては、13年前の日産の技術の方が遥かに水準が高いと言っていいと思う。
ちょっと意地悪な言い方をすると、
「ホンダのCVTの制御技術は、煮詰まってない。」
感じがするんだよね。
以下に、そう思う根拠となる事例を上げてみまぁ~す。



・クリープの発生が遅い、クリープが弱い。

運転中に、一番ビビッたのが、これ。
結構坂のキツい道で止まった後、発進しようとブレーキから足を話したら、ふつ~に後ろに下がり出したんだわ!
同じ発進方法でも、プリメーラワゴンの時は、クリープだけで上れた道なのに、

-フィットだと後ろに下がるって…どういうこと?!-
と思ったので、色々試してみると、どうもこの車、クリープの発生が遅い&弱いみたいなんだよな。
で、一時は、サイド発進までしていたけど、結果、1速に入れるといくらかクリープの発生が早く&強くなるということがわかったので、今はキツめの坂道では必ず1速に入れるようにしているんだけど、まあ、明らかに手間だよね。
ちなみに、代車のライフではそんなことなかったので、これはフィット特有の癖らしい。
一体どうしてこうなってるのかは、謎だ。


・エンジンブレーキが「抜ける」。

信号赤で前が詰まってる時、エンジンブレーキで減速をしていくと、ある速度以下になったところで、まるでクラッチを切ったみたいに、エンジンブレーキが「抜ける」(効かなくなる)んだよね。
もちろん、止まることを前提にエンブレをかけているので、危険だ、ってことはないんだけど、急に圧がなくなるので、やっぱり驚く。
しかも、常に必ずなるというわけではなく、何かの条件が整った時にだけなるみたいなんだけど、その条件がやっぱり不明。

そうかと思えば、どう言うわけか、突然、エンブレが強くかかったり。
プリメーラカミノワゴンでは、そういうことは一切なかったんだけどなぁ。
ギア系を壊すよりはブレーキパッドの方が安いんだから、エンブレなんぞ使わず、フィットはブレーキで止めろってことなのかね?
でも下り坂じゃこわいじゃんね。


・スポーツモードからドライブ戻しても、ギア比が変わりきらない?

登りなんかで加速したくてスポーツモードにして、アクセルオン!
車がビューン!!!
で…、
-そろそろいいかな。-
と思ってドライブに戻すって光景は普通にあると思うけど、この時、フィットだと、一旦アクセルを抜かないと、ドライブにならないんだよね。
なぁ~んかよくわからない表現だと思うけど、要は表示やレンジ位置はドライブで、ギア比も2段分くらい上がる感じなんだけど、回転が完全には落ちきらないんだよな。
なので、ずっと
「ブーーーーン!!!」
って唸ってる状態なのさ。
プリメーラカミノワゴンは、シーケンシャル2速で加速した後、ドライブに戻せば、直ちにドライブの条件に基づいてギア比を変更。
アクセルオンのままでも、いくらもしない内に回転数は1000そこそこまで下がったんだけど、これって、プリメーラの制御が良過ぎたのかなぁ?
まあ、アクセルを一旦抜けばいいだけじゃん!って言われてしまえばそれまでの話なんだけど、こっちは加速したくてアクセルオンしてんだから、途中で抜くのも勿体無い話じゃんね?


とまあ、こんな感じで、残念ながら、CVTの制御技術に関しては、プリメーラカミノワゴンの圧勝です。
つーか、試乗しただけで断言はできないのですが、「日産の圧勝」と言って差し支えないのかもしれません。
実家のジューク、試乗車のキューブ、ノート、どれもそこまで気にして乗ってたわけじゃないので、なんともなところではありますが、日産の車の方が、ことCVTに関しては一日の長があると感じます。
トヨタは…知らん!!




<お買得度>
★★★★☆(4)


正直、とてもお買得感が高い車です。

まずはシートアレンジが多彩。

特に、後席を持ち上げる機構がGOODです。
しかも、日産ならDOP(5万くらいかな?)となる、ドアミラウィンカーが標準装備。
やっぱり日産だとDOP、トヨタでもDOPになるETCユニットが標準装備。(セットアップ代は取られると思う。)
キーレスエントリー、イモビライザー、電動格納ミラー、シートアジャスタブル、チルトステアリングも標準装備で、135万円は、とても安いと思います。
つーか、こんな値段設定で儲けは出るんでしょうかねぇ~?
人事ながら心配になります。
細かい部分では、サンバイザーの裏に、バニティーミラーがついてるんですが、これがなんと運転席、助手席両方についてるんだよね。
最近、この装備は日産だと特にリストラ対称なので、オレは別にそんなに使いませんが、欲しい人にはあってお得な装備だと思います。
そんな感じで、基本文句はないのですが、できたら改善してもらいたい部分は…、


・グラブレールを助手席以外にもつけて欲しい。
(特に、後部座席。あれに棒を渡して収納力を上げるオプションがあるじゃんね?それが使いたい。ちなみに、上位グレードだとついてます。)
・グローブボックスは2階建てじゃなくて、全段ブチ抜きにして欲しい。
(上の段にわざわざペットボトルを入れる奴はいないと思うし、下の段は説明書を入れただけで満杯だ。)
・荷室にも室内灯をつけて欲しい。
(これはいろんな人が書いてるけど…。)
・メーターは、プリメーラみたくホワイトメーター+自光式でお願いしたい。
(メーターが自光式なのはいいんだけど、ライトをつけてもほとんど変化がないので、特に昼間のトンネル後で、ライトが点等状態なのかが分かり難い。)


って感じですかね。
そんなにお金はかからない部分だと思うので、次回モデルチェンジの際は、改善してもらえるといいと思いますよ、ホンダさん。



と、言うわけで、長々と色々と書いてきましたが、この車のことを一言で表すとするならば、それは…、






強欲と退廃と戯言のロンド
デキた女房!!!
(もらったことありませんが…。)





見た目は決して派手ではなく、娼婦のように官能的なわけでもなければ、モデルのように衆目を引き付けるわけでもない。
ましてや、男の中の野生を覚醒させる危うさや、思わず手が出てしまうような儚さ、なぁ~んてものは微塵もないわけですが、料理を作れば普通に旨いし、掃除も洗濯もマメにやるし、なにより、しっかりものでやりくり上手。
そんなデキた女房みたいな車が、フィットって車だと思うんだよねぇ~~、オレは。
そりゃ、細かいことを言えば、いくらか文句も出てくるよ。
でも、大人2人、子供2人くらいなら、目的地に行くのに不便はないし、荷物だって十分積める。

高速道路でベンツやクラウン相手にレースがしたいならともかく、100kmで巡航するのに必要な動力性能はあるし、下道でそれ以上の性能を求められることなんてないよね。

でもって、ジムカーナでもやるならともかく、急なRが続く山道でも安定性を失わない走りをするわけだし、燃費はいいし、値段も安いときてる。

バックで言えば、ロスコのミリタリーバックって感じかな。

とにかく、実用性は抜群。

おそらく、カテゴリー的には、大衆車、と呼ばれるカテゴリーに属するんだろうけど、そう言うのが申し訳なくなる程に、全ての性能が非常に高いレベルでバランスされているのさ。
そのレベルの高さは、ある種、「究極のコミューター」と呼んでも差し支えないくらいじゃないかと、オレは感じるわけで、やっぱ、
「販売台数国内ナンバー1は伊達じゃないね。」
実際に買って乗ってみて、改めてそう思いましたよん。
で、そんな、ある意味、死角のないフィットに敢えて避ける理由を探してみるとすれば、それは…、









あまりにも、同じ車が走り過ぎている事!!!

(↑、これマジ。)





これに尽きるでしょう。
オーナーになって、特に意識して見てるせいかもしれませんが、信号待ちで、前2台、隣1台、俺1台、4台まとめてフィットだったり、右折する車10台の内、5台がフィットだったり、交差点で向こうから同じ車が走ってくる、なぁ~んて言うのは、正直、ザラです。

なので、個性的な車が欲しい人には全然向かないわけですが、今時…、



「今日買い物行ったら、レジに並んでいた前の人がクロックス履いてたから、金輪際、俺はクロックス履かない!」
とか、
「空港に行ったら、みんなサムソナイトのスーツケースばっかで、どれが自分のか分からないから、別のメーカーのに買い換える!」



なぁ~んて、人があんまりいないように、車も単なる移動手段として考えれば、同じ車種をいくら見ようが、気にはならないと思いますし、仮に他の車種を買っても状況は似たり寄ったりなんだから、
「ど~しても気になる人は、外車を買って下さい。」
って感じですね。
そんなわけで…、




強欲と退廃と戯言のロンド

フィットの総合評価は、★4つ!

(見た目と走りが納得できるなら、絶対、買って損しない車です。)



次回は、いくらフィットで個性を語るのは無駄だよ、とは言っても、

「多少は自分らしさを出したいよねぇ~~。」

ヾ(@^▽^@)ノ

ってことで、あんまり書いてる人がいない(?)DOPのレビューなんかを、写真満載で書いてみたいと思います。
興味のある人は、お楽しみに~~♪