う~ん・・・:Ryo | J-SLASHのたかがRock'n Roll

う~ん・・・:Ryo

分らない・・・。


何度考えてもよく分らない・・・。




いや、大晦日のDynamiteの

青木真也 VS 長島自演乙雄一郎

の事です。




1RのK-1ルールを乗り切った時点で、ほとんどの人間が青木選手の勝利を確信した。


しかし2RのMMAルールで自演乙選手が見事なKO勝利。






素晴らしい。


まったくもって素晴らしい勝利だ。


相手の土俵での勝利である。


勝った自演乙選手は本当に素晴らしい!!








・・・これでいいんじゃないのか?


勝った自演乙選手が素晴らしい!!


それで終わりでいいんじゃないのか?


何故、青木選手が批判にさらされなきゃならないのだ?







まったく分らない。



いや、テレビを見ていた視聴者や、会場に見に行っていたファンが批判をするのは分かります。



ショー・ビジネスである以上、ファンの心を掴まなきゃいけないのがプロだ。



ファンの期待を裏切って、ファンから批判にさらされるのはプロとして当たり前のことだ。








しかし、何故K-1のレフェリーを務める、行ってみれば主催者側の人間である角田氏が、青木選手に対する批判めいた記事を、ブログと言う不特定多数の人間が見るメディアにさらすのだ??



まったく意味が分らない。






角田氏のブログに、「闘いを弄んだ」と書かれていたが、K-1の日本一の選手を相手に、MMAの選手がパンチやキックで闘わなければいけないのか?


勝つためには2RのMMAルールまでの時間を稼ぐのが当たり前だ。


しかも、K-1ルールなのに、何故 薄いMMA用のグローブなんだ?


ドロップキックは反則なのか?


だとしたらば、胴回し回転蹴りも反則でしょう。


そもそも青木選手の行為は反則なのか?



ならばレフェリーが警告なり失格処分なりを下せばいい。









高谷裕之VSビビアーノ・フェルナンデスの一戦も放送された。


本当に素晴らしい戦いだった。


高谷選手はビビアーノのタックルから再三立ち上がり、自分の得意分野であるパンチでの打ち合いに引きずり込み、最後はパウンドを打ち込み判定で勝利をもぎ取った。





これもダメな戦い方なのか?


黒帯柔術家を相手に、高谷選手は寝技で対抗しなければいけなかったのか?



・・・勝つために自分の土俵に引きずり込む行為は「武道精神」に反するのか?





また、魔裟斗氏が「K-1舐めんな」と言ったとの記事を見たが、青木選手は「K-1を舐めていない」から時間を稼いだのだ。


K-1ルールにつきあう方がよっぽど舐めている。


だってK-1ルールで日本の頂点に立つ選手に勝てる訳が無いんだから。



勿論、K-1ルールの1Rでも素晴らしい攻防がある方がいいに決まっていますが・・・。











そもそもマッチメイクとルールそのものに問題があるでしょう。


マッチメイクは角田氏がレフェリーを務めるK-1側が執り行うものでしょう?


ならば、マッチメイク自体が間違っていた思えてくるのはオレだけだろうか・・・。








また、「そのルールを受けたならそのルールで堂々と戦え」と言う意見もあるだろう。


しかし、世の中には「力関係」と言うものがある。


青木選手はトップクラスのMMAファイターだが、プロモーター無くして青木選手は格闘家として生きて行けない。


K-1と青木選手の関係は「親事業者と下請け業者」みたいなものだ。


下請け業者は親事業者の無理難題に度々さらされるものだ。


青木選手に置き換えて言うと、一選手(下請け業者)がプロモーター(親事業者)の申し出に簡単にクビを横にふれる訳が無い。



そんな事をしていると、仕事(試合)を組んでくれなくなる可能性だってあるんだ。








そんなこんなで、どうにも納得がいきません。


試合自体は素晴らしいものだったのですが・・・。











一格闘技ファンとして、ちょっと思った事を書いてみました。。。




                              Ryo