出る杭はブタれる:Ryo
我が家の猫 "シルベスター" には「キバ」「前歯」「ツメ」が存在しない。
かかりつけの病院に頼んですべて抜いてもらった。
可哀相だが仕方が無い。
なんせ放っておくと、自分の瞼をツメで引っ掛けてめくって引っ張ってしまうし、挙句の果てには自分のチ○コを噛み切ってしまうし、とにかく自傷行為が絶えないのである。
なので、獣医さんに相談したところ「動物愛護の観点からすると良くないのですが、シルベスターさんの場合は仕方が無いですね・・・」との事であった。
ちなみに先生はシルベスターに恐怖するあまり、いつのまにか呼び方が「シルベスター君」から「シルベスターさん」に変わってしまっていた。
さて、彼はとにかく「咬み付く」ことが大好きなのであるが、特に「突き出たもの」に咬み付く習性がある。
例えば、ペットボトルを彼の鼻先に近づけると「ガリガリ・・・ゴリゴリ・・・」とキャップの部分に咬み付くのだ。
それぐらい「突き出たもの」が好きなのだ!!
そんなある日、「ツメ」「歯」「キバ」がなくなったところで、ちょっとした実験を思いついた。
ウチには彼のお気に入りスポットが何箇所かある。
その一つが「ソファーのへり」である。
そのソファーのヘリは、ちょうどオレの腰の高さくらいである。
ある日、オレがフロから出てくると、いつものようにそこに座って「ゴハンちょうだい!」とアピールするシルベスター氏を発見。
彼は突き出たものが好きだ・・・、「と言うことは、フリ○ンのオレを前にして彼はどんな反応をするのだろうか?」と、しょ~もない疑問が浮かんできた。
危なかった・・・。
もう少し反応が遅れていたら咬まれていた事であろう。
ちなみにパンチは食らってしまったが、ツメがないので無事だった。
↓↓↓↓↓シルベスター氏のコメント↓↓↓↓↓
J-SLASH Ryo