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ゆうきがこの世に生を受けて3年2ヶ月。

 

ずっと、ずっとこのときを待っていました。

一方通行でも伝わればいいなとおもって

今までゆうきと必死に目を合わせて

コミュニケーションをとってきました。

 

それでも、意味があるのか無いのか分からない

ことばを伝えては、意思疎通ができず

パニックを起こす息子を見て自分の不甲斐なさ

を何度も何度も感じました。

 

ことはほんの数日前。

本当に不意にでした。

 

保育園にお迎えに行き、

先生にいつもどおり目も合わせず

別の方向を向きながらばいばいと手を振り

いつもどおり服を着せて

いつもどおり玄関から出て行こうとしたとき、

 

いつもならそこでニコニコしながら

自動ドアを叩いて私に注意されるのが

いつもの流れみたいになってました。

 

しかし、今回は旧に私の服のすそをひっぱり

 

「ん?」

 

と聞き返すと両手を広げて、

私の目をしっかり見て

 

「だっこぉ」

 

と。

言ってくれました。

 

目を合わせることなど

一日のうちほんの数回あるかないかで

いつも視線は別の方向にあったゆうき。

そのゆうきが、

ただ私の顔を

私の目をしっかりと見つめて

しっかりと、自分の意思を

言葉にして伝えてくれました。

 

一瞬何が起こったのかまったくわからず。

 

「・・・え?・・・ええ???」

 

「だぁっこ」

 

「抱っこ・・・って、言った・・・??」

 

「だっこぉお~」

 

「抱っこって言った!!!!!

凄い!!!ゆうきすごい!!!

ママに伝えたかったんだね!!

しっかり分かったよ!

しっかり伝わったよ!!

ありがとう!ありがとうゆうき!!

ちゃんと分かったよ!抱っこするね!!」

 

保育園の中での出来事で周りの

目があったかもですが、

そんなこと気にしてる余裕も無かったです。

 

伝えてくれた。

ゆうきが私に伝えてくれた。

自分のしたいことを伝えてくれた。

言葉にしてくれた。

 

生涯言葉が出ない可能性があると

言われたゆうき。

主にコミュニケーション障がいでもある

自閉症であるからこそ、

ゆうきとは言葉で喧嘩をしたり

コミュニケーションをとる事を

半分あきらめかけていたところだったので

うれしさがとても大きく、

ただただゆうきを力いっぱい

抱きしめてたくさんありがとうを

伝えました。

 

そして要望どおりしっかり抱っこを

してあげると、ニコニコ笑顔で

自動ドアのボタンを押してくれました。

 

初めての、本当に意味がある言葉が

 

「だっこ」

 

でした。

 

パパを呼ぶときも「ぱぱぱぱ~ぱ~」

と意味が出来上がっていないものだったり、

「ねんねんねんね~」と、同じ音を

4,5回繰り返して誰にでもなくただ

声を発する感じだったもんですから、

思わぬ急成長振りに

親である私がまったく追いつけずに居ます。

 

ゆうき、ありがとう。

ママしっかり伝わったよ。

よく頑張ったね。

これからももっと

色んなお話できるように

たくさんお話しするから、

ママの顔を見ていなくてもいいから

しっかり聞いていてね。

 

本当にありがとう。ゆうき。

 

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