シリーズ泡盛学習の第5回目。泡盛の作り方について、行ってみよう!
(1)洗米
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(2)浸漬(しんせき)と水切り
・米粒に吸水された水が、細胞内のでんぷん粒内まで浸透するには時間がかかる。水切り時間があまり短いと、でんぷんのα化(→次項参照)が不完全になる。
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(3)蒸米
・120℃の蒸気で約1時間蒸す。
・α化:でんぷんに水と熱が加わって糊化する現象。結晶構造が崩れた状態。
麹の酵素によって糖化しやすい状態にするため。
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(4)製麹(せいきく)
・種麹(黒麹菌)(もやし)の種付け(麹造り)。
・蒸した米を麹棚(三角棚)に移し、黒麹菌を散布。35-40℃で約40時間かけて繁殖。
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(5)仕込み(発酵)
・仕込みタンクへ移動した米麹に、仕込み水と酵母を加え醪(もろみ)を造る。
・温度管理(30℃を超えないよう)をしながら2週間前後かけて発酵。アルコール度数は18度程度。
※全麹仕込み:クエン酸の生産性が高い黒麹菌を使うことに加えて、二次仕込みをしない(普通の米を入れずに米麹のみを使って発酵させる)ことで、腐敗を進めない効果を高めている。
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(6)蒸留
・熟成した醪を単式蒸留機に入れて加熱。アルコールなどが気化し、それを冷却すると原酒が出来上がる。原酒はアルコール度数50度以上。
・アルコールの沸点は、常圧(1気圧)下で78.3℃。
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(7)精製
・ガス抜きを行う。
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(8)貯蔵
・ステンレスタンク、地下タンク、樽、甕、瓶などの容器で寝かせる。3年以上寝かせると古酒になる。
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(9)割水(わりみず)
・エタノール濃度を調整
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(10)濾過(ろか)
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(11)瓶詰め・甕詰め
