3月17日、泡盛マイスター協会から一通の手紙。
恐る恐る開封。「おめでとうございます。沖縄県知事認証『泡盛マイスター』として認証されました。」の赤い文字が目に入ってくる。
1年間の努力が実った瞬間。喜びと同時に、使命感が湧いてくる。
自分でも予期していなかったのだが、泡盛マイスターとして責任ある役割を果たしていこうという気持ちがこんなに早く芽生えるとは。。。
これからは一人の伝道師として、泡盛の普及に努めていきたい。
さて、合格通知と併せて送付されてきた実技試験の総評を読んで驚く。
前記事でも簡単な問題として紹介した「蕎麦焼酎」の選定。独特な風味があり、本試験でも自信をもって回答したのだが不正解。しかも、全受験者の僅か17.2%しか正答していなかったということだ。
それでも私は合格できたのだし、そもそも80%以上の受験者が実技試験を突破しているわけだから、本試験合格のハードルはそれほど高くないということを改めて皆様にお伝えしたいのである。
晴れて『マイスター』になった後、世の中は新型コロナウイルス感染症の拡大に見舞われる。
マイスター協会が主催する酒造所見学、スキルアップセミナー、各種イベントはすべて中止になっている状態。新マイスターとして、いまのところ何も出来ていないし、成長もしていない。
せめて普及のために何か始められないかと悩み、まず簡単に出来ることとして、本ブログを開設したのだ。
これまで6回にわたって、「泡盛マイスターになるためには」シリーズをお届けした。
これはほんの導入説明に過ぎない。今後、試験勉強の参考書のように活用していただくべく、例えば試験前に私がまとめたレジュメの紹介など、更なる詳細な説明をしていきたいと思う。
(もちろん市販書などとの関係で著作権には十分気を付けようと思っています。)
ただ、本ブログの主目的は、美味しい泡盛の紹介、美味しいお店の紹介、そして見学した酒造所の説明をすることで読者に泡盛を興味を持ってもらうことであることを忘れていない。
コロナウイルスが鎮静化して、こちらのほうも楽しく書く機会が増えることを切に願っている。皆で頑張ろう!
