前期の筆記試験を突破したので、その勢いで、後期の講座を申し込む。まだ残暑厳しい昨年9月だった。

後期講座は、3か月(10月~1月)週1回のペースで全15回開講。

前期講座で通っていた沖縄国際大学で後期も引き続き受講するという選択肢もあったけど、沖縄大学でも同様のコースが開講されていると知ったので、気分を変えようと沖縄大学に決めた。

沖縄大学は那覇市内にある伝統大学。職場からも自宅からもバスで20分くらいの立地なので、通うのも便利。

近代的な明るい雰囲気の沖国大と比較すると、重厚な歴史を感じさせる校舎である。

教室に向かうときに、いつも中広場で学生たちがエイサーの練習をしていた。三線と太鼓の音色に心が弾む。

 

受講料は無料だが、教本代を事前に泡盛マイスター協会に振り込むというのは、前期と同様。実技なので、テイスティング・グラス3脚セットも買う。教本と合わせて1万円弱。

グラスは何でもよいというわけではない。ISO(国際規格)でテイスティングに合ったものを使うことが求められるので購入する必要がある。

 

 

後期講座も皆勤賞! 受講して本当によかった。

何よりも、(次回説明する)実技試験に合格するためには、この講座を受けることは必要不可欠。

前期の筆記試験については、教本や過去問を買って独学で覚えるというのも可能かもしれない。しかし、実技試験を独学というのはちょっと考えにくい。泡盛マイスター協会の講師から直接テイスティングやサービングの指導を受ける以外に、素人が勉強する方法はないと思う。

 

後期講座は、

・泡盛をテイスティングして、その特徴を表現する。

・度数の異なる泡盛を飲み分ける。

・泡盛と他の蒸留酒など(ジン、ラム、ウォッカ、テキーラ、焼酎、日本酒)を飲み分ける。

・サービング(お客さんへの提供)の方法を覚える。

などを勉強する。これが実技試験の内容に直結する。

 

ちなみに、後期講座の受講者は前期講座よりも明らかに少ない(沖国大の様子は知らないけど)。

平均して二十人くらいだったろうか。マイスター認証に本気な人しか後期まで受講しないということだろう。