入院です。
よわよわしい声の人は本当によわよわしい患者になっていました。
血のついた白いTシャツを着て、ベッドに横たわり、日に焼けて黒いはずの顔が真っ青になっていました。
とりあえず、胃カメラをしますとの事で患者は運ばれて行きました。
私と子供は待合室で待ちました。
待っている間に入院担当のとても仕事の出来そうな若い看護師さんが来られて、
入院生活の説明をしてくれました。
そして、「これは、どの患者さんのご家族の方にも聞いているのですが……」と前置きがあり、
紙をピラーーーーーンと。
そこには
「がんの場合、患者本人に告知をしますか?」
と書かれてありました。
仕事出来そうな看護師さん「すぐ、お答えはいりませんのでお考えになって………」
まだ話している途中の看護師さんを遮り、
元気な私 「言ってあげて下さい。
やり残した事があると思うので」
さっさと署名しました
後日この話を会社ですると……
「即答せんと考えたりよーーー弱っている時に告知するんやからーーー」と
冷たい嫁呼ばわりされました。
……そうですね。即答してごめんなさい。
私の時は上手くごまかしてください。
胃カメラが終わった後、担当先生がやってきて病状説明をしてくれました。
胃潰瘍と十二指腸潰瘍のダブルでした。
カメラで撮った画像をプリントアウトして説明してくれるのですが
あまり気持ちの良いものではありません。はっきリ言って気持ち悪い。←こらっつ![]()
でも先生は最後に「はいっ」とプリントアウトしたものをくれました。
もらっても………… これをどうしろというのでしょう………。記念ですか?
しばらく待っていると、患者は戻ってきました。
さっきよりずっと弱っていました。
入院担当の看護師さんが迎えに来てくれて個室に入りました。
まだ綺麗な病棟で部屋にトイレとシャワー、テレビがあるので、ちょとしたビジネスホテルのようです。
仕事が出来そうな看護師さん 「今日と、明日は絶食絶飲です。」
食べる事が大好きなのに可哀そうに……
そんな、患者の前でお義母さんとKY長女を加えた計5人は
おにぎりと佃煮とお茶を頂きました。
非常に美味しゅうございました。
そんな事で入院生活が始まりました。
順調に回復し、二日目の夕方には「お水」を口にすることから許可がでました。
仕事の出来そうな看護師さんが 「コップにお水を入れてきますね」と言って
コップからはみ出るくらいの氷をいれた水を持って来た時、
仕事の出来そうな看護師から適度を知らない看護師に変わってしまいました。
馬鹿な嫁≒私 「えっ氷大丈夫ですか?」
適度を知らない看護師さん
「少し冷たい方がいいかと思って氷を入れたら入れすぎちゃいました。あはっ
」
患者・馬鹿な嫁・馬鹿嫁を見かけたお義母 「………。はっはっはっ………」
またある時は
(想像してください)
「おほほっっ。点滴はずしまっ。」と中村玉緒さんの様な看護師さん、
えびちゃんのようなエラく可愛い看護師さん、
適度を知らない看護師さん其々に
「初めての便は流す前に見せてくださいねっ」と言われ恥ずかしがった患者
絶対に、
「う○こを見せてっ
」
と言われた所を妄想しているはず。
証拠に 「そんな趣味はないっ」と私にニヤケ顔で嬉しそうに話していた。
無事に入院四日目ぐらいに 「○ん○」 「便」を看護師さんに見てもらって退院が決まりました。
約一週間で済みました。
約一週間ほどではありましたが、ご関係者の方々に大変ご迷惑をおかけいたしました事
この場をお借りしましてお詫び申しあげます。
ご心配おかけいたしまして申し訳ございませんでした。
本日より、元気に(たぶん)出社しております。
この度の原因はおそらく
釣られてしまったプロテインダイエットではないか……
という噂がまことしやかに我が家内にて
流れておりますが決してそのような事はありません。
が、もしそうであったならいけませんので
しばらくダイエットは中止し、お弁当を持たせることにしております。
家電不用品回収の場ではなにとぞ
その部分にはふれないようにお願いいたします。
痩せてかっこよくなったスタッフは幻です。


おばか…ですか?なぜ?